ここから本文です

独首都でも「反難民」躍進 与党得票率は過去最低 ベルリン特別市議選

産経新聞 9月20日(火)7時55分配信

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツの首都ベルリン特別市の議会選挙が18日行われ、即日開票の結果、メルケル首相の保守系、キリスト教民主同盟が過去最低の得票率に低迷する一方、難民受け入れ反対を主張する大衆迎合的な右派「ドイツのための選択肢」(AfD)が躍進した。難民政策への不満が示された形で、メルケル氏は一段と厳しい状況に立たされた。

 暫定の集計結果では、国政で民主同盟と連立政権を組む中道左派、社会民主党が得票率で21・6%、民主同盟が17・6%。それぞれ第一党と第二党を維持したが、社民党は2011年の前回選挙から6・7ポイント、民主同盟は5・7ポイントの大幅減少。一方、AfDは同市議会選初挑戦で14・2%を獲得し、第五党となった。

 独メディアによると、民主同盟の得票率は過去最低で、民主同盟幹部は難民政策の議論など「国政のムード」が影響したと認めた。寛容な難民政策の転換を求める声が一段と強まるのは必至で、メルケル氏が来年の総選挙で4選出馬を目指す場合、陣営内の不満を抑え、求心力を回復することが課題となりそうだ。

 AfDにとっては民主同盟を破った4日の北東部メクレンブルク・フォアポンメルン州議会選に続く成果で、議席確保は全16州・特別市のうち、10州・特別市になった。首都での議会進出の結果、専門家は「AfDが大都市を含む全土で幅広い有権者を引きつけることが示され、立場は強まった」との見方を示した。

最終更新:9月20日(火)7時55分

産経新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。