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中国政協の兪主席が国民党系首長と会談 台湾の分断図る狙い

産経新聞 9月20日(火)7時55分配信

 【台北=田中靖人】中国共産党中央で対台湾政策を担当する兪正声全国政治協商会議主席は18日、北京を訪れた台湾の野党、中国国民党系の8県市の首長らと会談した。中国側は8県市に農産品購入や観光促進などの優遇策を約束した。19日付の台湾各紙が報じた。国民党系の自治体を厚遇することで台湾内部の分断を図り、民主進歩党政権に圧力をかける狙いがある。

 兪氏は、民進党の蔡英文政権が「一つの中国」原則に基づく「1992年コンセンサス(合意)」の受け入れを拒むことで、「台湾海峡の情勢に重大な変化が起きている」と警告。一方で、92年合意を「堅持」して訪中したとして、8県市の首長らを称賛した。

 報道によると、国務院(政府)で対台湾政策を主管する台湾事務弁公室の張志軍主任は「他の県市は、なぜ(中国に)来られないか考えるべきだ」と述べた。

最終更新:9月20日(火)7時55分

産経新聞