ここから本文です

「オルフェンズ」河西は三日月を理解した回、櫻井は“チョコの人”の魅力語る

コミックナタリー 9/20(火) 18:20配信

伊藤悠がキャラクターデザイン原案を手がけるアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のイベントが、去る9月18日に開催された「京都国際マンガ・アニメフェア 2016」通称京まふにて実施された。ステージには三日月・オーガス役の河西健吾、マクギリス・ファリド役の櫻井孝宏、またサンライズの企画営業を担当する谷口廣次朗氏が登壇した。

【この記事の関連画像をもっと見る】

第1期の振り返りトークから始まった同イベント。三日月というキャラクターについて、谷口氏は「長井(龍雪)監督の指示で、三日月の眉毛はあまり動かさないようにしていて。ほかのキャラクターに比べて瞬きもしない。だから猫のようにジッと何かを見つめてるんです」と説明する。また河西は「正論ではないのかもしれないけど、一点を見つめて、とつとつと思いを語るキャラクター」と三日月を述懐。櫻井はマクギリスを「使える手はなんでも使う、猛烈に怖い人。その怖さが魅力で、美しくも見えるなと思いました」と語る。

イベントでは河西、櫻井がそれぞれ第1期の中で一番印象に残ったというシーンが上映された。河西は第22話で三日月がオルガに詰め寄るシーンを選出。選んだ理由について「テストで演じたときは、こんなに静かに演じてなかったんです。声を張り上げるオルガに呼応するかのように、僕も張り上げながらやっていたんです」と明かす。「だけど『三日月は静かに問い詰めていくキャラクターだから』と言われて。それまでも三日月像を作り上げてきていたんですけど、22話にしてやっと完成したというか。三日月はこういうキャラクターなんだというのが、僕の中でわかったシーンでした」と振り返った。

一方の櫻井が選んだ場面として上映されたのは、第4話でマクギリスがクッキーとクラッカにチョコレートを渡すシーン、第5話で三日月に「チョコレートの人か」と言われるシーン、第18話でモンタークの姿に変装していたマクギリスが、三日月に「なんでチョコの人がいるの?」と問われるシーンの3つ。司会曰く、「スタッフが櫻井さんに『印象的なシーンはどこですか?』と聞いたところ、櫻井さんが『“チョコレートの人”のシーン』と回答したので、『じゃあ、とりあえず全部詰めますか』と今のVTRを作ったそうです」とのこと。

櫻井は「ふざけてこのシーンを選んだというよりかは、マクギリスの立ち振る舞いの上手さを感じるなと思った」とシーンを選んだ理由を述べる。「陰謀めかしてひとりごちるシーンもあれば、ああいうコミュニケーションの上手さも見せて、そのコントラストがこのキャラクターの深さであり、面白さだと思います」とマクギリスの魅力を語った。

その後、第2期から登場する新キャラクターやモビルスーツの紹介も。第2期になり階級が上がったマクギリスについては、燕尾服の裾が長くなり、襟の線が1つ増えているなど、第1期との違いが明かされる。また右目と右腕を負傷したままの三日月について、河西は「右手を(三角巾で)吊ってるんですけど、きっとあの中には夢が詰まってるんだと思います」とコメントし、笑いを誘う。そのほか「グシオンリベイクフルシティ」という名前の“フルシティ”は、コーヒー豆をローストする意味であること、“リベイク”はパンを二度焼きすることなど、個性的なモビルスーツの名前について、裏話も披露された。

最後に河西は「皆さんが本当に2期を心待ちにしているんだなと、今日会場に来て思いました。こんなにたくさんの方が『オルフェンズ』を好きだと言ってくださって、作ってる側としては本当に感謝、感謝だなと思うんですが……」と思いを告げたあと、「1つ足りないものがございます。……視聴率をください!」とアピール。司会に「ダイレクトですね」と突っ込まれると、カメラ目線で「視聴率を、ください!」と再び観客に訴えかけ、客席からは笑いと大きな拍手が送られる。そして「皆さんの応援があれば、今後もいろんな展開が待っているかもしれないので、これからも『オルフェンズ』をよろしくお願いします」と頭を下げ、ファンへメッセージを送った。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」は、「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争が終結してから約300年後を舞台とし、民間警備会社に所属する少年の三日月・オーガスを主人公に描いた物語。第2期ではクーデリア・藍那・バーンスタインの地球への護送から、アーブラウ代表指名選挙を巡る戦いで一躍名を上げた鉄華団と、世界のその後を描く。10月2日よりMBS、TBS系列全国28局ネットにて、毎週日曜17時から放送開始。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第2期
放送時期 :2016年10月2日(日)より毎週日曜17:00~
放送局:MBS/TBS系列全国28局ネット

スタッフ
企画:サンライズ
原作:矢立肇、富野由悠季
監督:長井龍雪
シリーズ構成:岡田麿里
キャラクターデザイン原案:伊藤悠
キャラクターデザイン:千葉道徳
メカデザイン:鷲尾直広、海老川兼武、形部一平、寺岡賢司、篠原保
美術:草薙
音楽:横山克
制作協力:創通・ADK
製作:サンライズ・MBS

キャスト
三日月・オーガス:河西健吾
オルガ・イツカ:細谷佳正
ユージン・セブンスターク:梅原裕一郎
昭弘・アルトランド:内匠靖明
ノルバ・シノ:村田太志
クーデリア・藍那・バーンスタイン:寺崎裕香
アトラ・ミクスタ:金元寿子
マクギリス・ファリド:櫻井孝宏
ハッシュ・ミディ:逢坂良太
ザック・ロウ:古川慎
デイン・ウハイ:木村昴
ラディーチェ・リロト:深川和征
ククビータ・ウーグ:斉藤貴美子
ラスタル・エリオン:大川透
イオク・クジャン:島崎信長
ジュリエッタ・ジュリス:M・A・O
石動・カミーチェ:前野智昭

(c)創通・サンライズ・MBS

最終更新:9/20(火) 18:20

コミックナタリー

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

失うことで不完全さの中に美を見出した芸術家
画家のアリッサ・モンクスは、未知のもの、予想しえないもの、そして酷いものにでさえ、美とインスピレーションを見出します。彼女は詩的で個人的な語りで、自身が芸術家として、そして人間として成長する中で、人生、絵の具、キャンバスがどう関わりあってきたかを描きます。 [new]