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千葉ジェッツふなばし 地域密着10万人集客/連載

日刊スポーツ 9月20日(火)12時25分配信

<Bリーグ22日開幕:バスケが変わる>(上)

 男子プロバスケットボールのBリーグが、22日に開幕する。日刊スポーツでは新たに始まるプロバスケットの魅力を「バスケが変わる」と題し、3回にわたり連載する。第1回は、地方が引っ張るBリーグ。

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 開幕2週間前の8日、千葉ジェッツは「千葉ジェッツふなばし」への改称を発表した。正式には来年7月からだが、島田慎二社長は「おらがチームとして地域に愛されるためには、ホームタウンをしっかり持つことが第1歩。ふなばしの名称を入れることが不可欠だった」と力説した。

 千葉は、15年5月に船橋市とホームタウン協定を締結。市内に県バスケットボール協会と同居する事務所を構え、行政、協会と連携して活動を行ってきた。船橋市の教育委員会と粘り強く交渉を重ね、市内全小学校で試合のビラを小学生を通じ、家庭に配ることに成功。千葉市や周辺市の全小学校にも広げていった。

 さらにウェブサイトやSNSを使った広報活動に加え、スポンサー料も約4億5000万円を獲得。結果、15~16年シーズンの観客動員数は、日本バスケット界初の10万人を突破。NBL、bjリーグを含めたBリーグ参加チーム中1位になった。1試合ごとの観客動員数でも、史上最多6835人を達成。観客動員が話題を呼び、船橋市の名前も大きく取り上げられた。

 Bリーグの大河チェアマンは「地域密着で成功する千葉や琉球、栃木はBリーグのいいお手本」とその取り組みを称賛する。大都市圏にチームが集中するプロ野球や、都市圏から地方へ人気が広がったJリーグと違い、Bリーグは千葉のようなおらがチームが開幕からリーグを引っ張る。

 千葉の島田社長は「今、努力しないとBリーグ1年目でいきなり良くなるとは思えなかった」と話す。現時点で事業規模もB最大の約6億円だが「とり急ぎ10億円を近いうちに達成したい」と、さらなる事業拡大に自信をみせた。選手や競技への一般の認知度はまだ低い。しかし、おらがチームの躍進から、人気が全国に波及する逆転現象がプロスポーツで初めて見られるかもしれない。【桝田朗】

<BリーグQ&A>

 Q なぜBリーグができたの

 A 昨季まで日本には2つのリーグが存在し、それを認めない国際バスケットボール連盟(FIBA)の制裁を日本協会が受けたため、川淵前会長らが乗り込み協会の体制を一新。NBLとbjを統合し、国内唯一のプロリーグを創設。バスケットのBをとってBリーグと名付けた。

 Q 試合時間は

 A 競技は5人で行われ、試合時間は10分×4回のクオーター制で40分間。通常のシュートは2点、3ポイントラインの外側からのシュートは3点。フリースローは各1点ずつ。

 Q どんな選手がいるの

 A 日本人で唯一米国プロバスケットNBAでプレー経験がある田臥勇太(35=栃木)が最も有名。日本代表で、大河チェアマンが日本人で最も1億円プレーヤーに近いと称賛する比江島慎(26=三河)、昨季NBLプレーオフMVPで日本が誇る3ポイントシューター、辻直人(27)らにも注目。

最終更新:9月20日(火)13時57分

日刊スポーツ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。