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「FF6」ED呼び出しバグにより“手動で”31分台クリア者現る ケフカが現れすらしない世界

ねとらぼ 9/20(火) 21:52配信

 スクウェア(現スクウェア・エニックス)のスーパーファミコン用ソフト「ファイナルファンタジー6」(FF6)を、RTA(リアルタイムアタック)31分21秒33でクリアする動画がニコニコ動画に公開されました。しかも、TAS(ツールによるプレイ)ではなく手動、さらにWiiのバーチャルコンソールとはいえ実機プレイです。

【画像:エンディングも豪快にバグる】

 一体どうやってそんなに早く……と思いますが、初めて見る人には何もかもが理解不能な世界が繰り広げられていました。なお、動画自体の時間は62分ありますのでご注意ください。

 まず動画のタイトル「FF6 any% 00:31:32.33」の「any%」ですが、これはタイムアタックのプレイルートを示しています。「any%」なら一切制限なし、「low%」ならアイテム取得数最小、「100%」なら全アイテム取得やイベントコンプリートなど、ゲームと表記によってさまざま。今回は「any%」なので、制限無しでクリアタイムのみを求めたプレイとなります。

 ゲームのプレイを開始すると、いきなり謎の儀式が始まります。最初の炭鉱でモンスターとエンカウントしたらセーブ&リセットし、さらにロードやリセットを繰り返します。これで次回プレイ時にモンスターとエンカウントする確率が下がるそうです。なお、この時点ではまだタイマーが動いていませんが、これはリセット後に「NEW GAME」を押したところからタイム計測を開始する海外のタイムアタックのルールにのっとったもの。

 儀式を終えたら、「NEW GAME」を押して計測スタート。最初は普通に進んでいきます。最初だけは。

 少し進んで、ティナ防衛戦ではモグからミスリルスピアを外し、フィガロ城ではポーションを16個購入。ここまではまだ分かりますが、問題はこの後。コンフィグでウィンドウカラーを変更し、さらにメイン儀式、“52回フィールドマップで全滅”が始まります。なんだこれは……!?

 およそ15分後、全滅回数が52回に到達したらA・X・R・STARTボタンを同時押しします。すると、何の脈絡もなくエンディングが始まってしまいました。えぇ……。30分強で救われる(?)世界。

 なんじゃこりゃ……と思うかもしれませんが、これは2015年に見つかった“52回全滅バグ”を利用したもの。「FF6」ではフィールドマップで52回全滅すると、さまざまな不具合が起こります。大抵はそのままフリーズしてしまうのですが、その時の状況によってはおかしな現象が発生。今回はこのバグを利用し、意図的にエンディングを呼び出しました。

 起こる現象には所持ゴールドやアイテム欄、全滅時のキー操作などが関わってくるのですが、このなかで問題なのがキー操作。押したタイミングによって起こる現象が変わってしまうため非常にシビアで、人力で意図的にエンディングを呼び出すことは非常に困難です。が、なんとこの動画では、最初の1回目で成功してしまったそう。3桁回の挑戦は覚悟していたそうなのですが……信じられません。

 ちなみに、「FF6」のエンディングでは仲間キャラクター1人1人のエピローグが入りますが、回収しそこねた仲間キャラクターは顔と背景が表示されるだけになってしまいます。今回のプレイではティナ・ロック・エドガーの3人しかいないためほとんどが顔と背景のみという悲しいエンディングに。

 それどころか、本来エンディング時には絶対に仲間にいるはずのセッツァー・セリスもいないため、数少ないエピローグも豪快に崩壊。ティナ・ロック・エドガー以外のキャラクターは、全員モーグリ族に置き換わってしまいます。クポー。

 これは、ゲーム開始時、まだ仲間になっていないキャラクターの領域に、ティナ防衛戦のモーグリ属のデータが書き込まれているため起きる現象。仲間になるとデータが上書きされていくのですが、前述の3人以外はデータがモーグリ族のままなためにこのような事態になってしまいます。この現象は“モーグリ劇場”と呼ばれ、バグエンディングではおなじみの光景です。

 また、なぜか他の部分でも微妙にバグり、エンディング中至る所でエドガーとモーグリが浮かんでいます。こちらも「いつもの浮遊メンバー」というコメントがされるほどにおなじみの光景ですが、かなりシュール。

 タイムアタックとは何なのかという気もしてきますが、まれにこういった変態的な記録が出てくるのもTAの楽しいところですね。

最終更新:9/20(火) 21:52

ねとらぼ

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