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東芝株主が新日本監査法人を提訴 不正会計問題

朝日新聞デジタル 9月20日(火)19時35分配信

 東芝(東京)の不正会計問題で監査に問題があったとして、大阪府に住む40代の男性株主が20日、新日本監査法人(同)に対し、約105億円を東芝に賠償するよう求める訴状を東京地裁に送った。企業の不祥事をめぐり、監査法人の責任について追及する株主代表訴訟は異例だ。

 代理人を務める「株主の権利弁護団」(大阪市)によると、男性株主は東芝のパソコン事業に関し、「新日本が東芝の情報、記録に漫然と接し、うのみにしていた」と主張。賠償額は、金融庁が東芝に課した課徴金などをもとに算出している。

 男性株主は7月、東芝に新日本を訴えるよう「提訴請求書」を送付。東芝は新日本による監査が不十分だった可能性を認めたが、「監査人への情報提供が不適切だった」として提訴しない意向を表明していた。

 新日本は「訴状を確認できておらず現時点でのコメントは差し控えたい」とし、東芝は取材に対しコメントを出さなかった。

朝日新聞社

最終更新:9月20日(火)19時35分

朝日新聞デジタル