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置き引き犯のおかげ? =別の爆発物発見―米NYテロ

時事通信 9月20日(火)14時38分配信

 米ニューヨークで17日に起きた爆破テロ事件に関連し、AFP通信などは20日までに、現場近くに仕掛けられたもののさく裂しなかった別の爆発物の発見では、通り掛かった男2人組の「置き引き行為」が役に立ったと伝えた。

 この爆発物がアフマド・カーン・ラハミ容疑者の特定につながったとの報道もある。

 圧力鍋を使ったこの爆発物は、さく裂して29人を負傷させた同じ仕組みの爆発物から4ブロック離れた通りに、キャリーバッグに入った状態で置かれていた。19日に記者会見した市警幹部は「2人組が中身を取り出し、バッグだけ持ち去る様子が防犯カメラに収められていた」と説明。爆発物はさく裂前に回収された。

 これに関連して地元メディアは、起爆装置として取り付けられていた携帯電話の通信履歴からラハミ容疑者が割り出されたと報じた。バッグを持ち去った2人は事件とは無関係とみられ、捜査当局は「目撃者」として行方を追っているという。

 一方、容疑者が住んでいたニュージャージー州エリザベスで18日に回収されたパイプ爆弾は、2人組のホームレス男性が見つけた。

 2人は鉄道駅近くのごみ箱に置かれたリュックサックを発見。金目の物が入っていると考えたようだが、中身はパイプとワイヤを使った五つの爆弾だったため、2人はリュックを捨て警察に通報した。爆弾は警察の専門チームが処理し、その過程で一つが爆発したが、けが人は出なかった。 

最終更新:9月20日(火)15時6分

時事通信