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「殺した後も汚し続けている」 女児殺害、遺族コメント

朝日新聞デジタル 9月20日(火)20時42分配信

 福岡県豊前市で昨年1月、小学5年の女児(当時10)が殺害された事件で、公判が結審した20日、女児の両親が発表したコメントの全文は次の通り。

 被告人のあまりにも卑劣で、非人間的な行為によって、娘が殺されたことが、裁判の中で明らかになりました。娘の受けた恐怖と痛み、苦しみを思うと、かわいそうでたまらず、胸が張り裂けそうです。

 今回の裁判でわかったことは、被告人は、うそと不誠実な態度を繰り返し、全く反省していないということです。本当に反省しているならば、事実を正直に述べるはずです。被告人は、何としてでも罪を軽くしたいと必死でした。自分の身を守るために、法廷でも娘を侮辱し続けました。人の命も何とも思わず、娘を殺した後も、娘の尊厳を傷つけ、汚し続けている、こんな被告人は絶対に許せません。被告人には一番重い罪しか考えられません。

 これほど残虐なことをしても、何の反省もせず、自分のことばかり考えている被告人は、社会に戻れば、また繰り返すと思います。娘はとても優しい女の子でした。自分のようなつらい思いを、もう誰にもさせたくないと思っているはずです。私たち遺族が受けたこれ以上ない悲しみと苦しみを、他の誰にも経験させてはなりません。娘のためにも、これからの被害者を出さないためにも被告人には死刑しかないと思います。これが遺族の思いです。

朝日新聞社

最終更新:9月20日(火)20時42分

朝日新聞デジタル