ここから本文です

パナソニック、4K/手ぶれ補正強化のミラーレス「G8」、1型のF1.4レンズ搭載機など

Impress Watch 9月20日(火)16時46分配信

 パナソニックは、デジタルカメラの新モデルとして、マイクロフォーサーズマウントのミラーレス「DMC-G8」を10月21日に、1型センサー搭載のコンパクト「DMC-LX9」と、高倍率ズーム機「DMC-FZH1」を11月17日にそれぞれ発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「DMC-G8」が11万円前後、「DMC-LX9」が88,000円前後、「DMC-FZH1」が16万円前後。

【この記事に関する別の画像を見る】

■4K撮影対応のミラーレス「DMC-G8」

 ボディ単体に加え、標準ズーム「LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」を同梱するキット「DMC-G8M」も発売。オープンプライスで、店頭予想価格は14万円前後。

 4/3型、有効1,600万画素のLive MOS センサーを搭載。光学ローパスフィルタを取り除くことで、より高解像な撮影ができるという。モアレや偽色を低減処理で抑えられる「ヴィーナスエンジン」も搭載し、「マルチプロセスNR」で、解像感・質感を維持しながらノイズを抑えられるという。

 手ぶれ補正機能を進化させており、高精度ジャイロセンサーと制御アルゴリズムの進化により、ボディ内で5段分の補正効果を実現。「Dual I.S.」もボディ側の高精度ジャイロセンサーの情報を用いてボディ/レンズ両方の手ブレ補正を最適制御する「Dual I.S. 2」に進化することで、中望遠~望遠域まで5段分の補正が可能という。

 動画はMP4で4K(3,840×2,160)/30p/約100Mbpsまでの撮影が可能。1080/60p撮影もサポートする。

 秒間30コマ連写で決定的瞬間を約800万画素の写真として残せる「4Kフォト」モードも用意。撮影シーンに合わせ、「4K連写」、「4K連写(S/S)」、「4Kプリ連写」が利用可能。いつ起こるかわからないシャッターチャンスや、シャッターチャンスの瞬間に合わせて撮りたいといったニーズに対応できる。

 撮影した4Kフォト連写ファイルから、5秒分の写真をワンタッチで一括保存する「4Kフォト一括保存」機能も搭載。1枚ずつ選んでから保存する手間が省ける。

 4Kフォト機能を利用し、フォーカスポイントを変えながら撮影。撮影後、好きなフォーカスポイントの写真を自由に選ぶ事もできる。新搭載の「フォーカス合成」を使い、ピント位置の異なる複数の画像を合成し、ピントの合った位置を広げた写真も作成できる。

 モニタは3型で、約104万画素のタッチパネル対応。ステレオマイクも搭載。ファインダーは有機ELで、約236万画素。外形寸法は128.4×74.3×89mm(幅×奥行き×高さ)。重量は本体のみで約453g。SDカードスロットはSDXCまで対応。UHS-I/UHS-II UHSスピードクラス3もサポートする。

■1型センサー搭載のコンパクト「DMC-LX9 」

 1型で、総画素数2,090万画素のMOSセンサーを搭載したコンパクトカメラ。レンズは35mm換算で24~72mm F1.4-2.8のLEICA DC VARIO-SUMMILUX。絞りは9枚羽根虹彩絞りを採用、「一眼カメラのようなやわらかく豊かなボケ味が楽しめる」という。このレンズを搭載しながら、従来モデルの「DMC-LX7」より一回り小さいコンパクト筐体を実現した。

 画像処理エンジンは、GH4などにも搭載されているものと同等のヴィーナスエンジンを装備。モアレや偽色を低減、「マルチプロセスNR」で解像感や質感を維持しながらノイズも低減できるという。

 4K(3,840×2,160)/30p/約100Mbpsまでの動画撮影も可能。1回の撮影の最大記録時間は、4Kが15分、フルHDの60p/60iは29分59秒。他はカード容量に依存する。

 「4Kフォト」モードも備え、秒間30コマ連写で決定的瞬間を約800万画素の写真として記録可能。4K連写、4K連写(S/S)、4Kプリ連写も選択できる。「4Kフォト画像一括保存」や、撮影後に好きなフォーカスポイントの写真を選べる「フォーカスセレクト&フォーカス合成」モードも利用可能。

 モニタは3型。LXシリーズでは初めて、180度のチルトが可能となった。タッチ操作もサポートする。

 レンズ部には絞りリングとコントロールリングを搭載。絞りやシャッタースピード/ステップズームなどの設定を素早く、かつ直感的に操作できるという。ボディ右手側にはコントロールリングと同様に各種機能を設定できる後ダイヤルも備えている。

 無線LANも備え、スマホやタブレットアプリとの連携も可能。外形寸法は約105.5×42×60mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は本体のみで約280g。SDXCメモリーカードスロットを装備。USB端子からの充電もできる。

■高倍率ズーム機「DMC-FZH1」

 1型、総画素数2,090万画素のMOSセンサーを搭載。レンズは35mm換算で24~480mmの光学20倍ズーム「LEICA DC VARIO-ELMARITレンズ」で、明るさはF2.8~4.5。

 ズーム時に鏡筒の長さが変わらないインナーズーム構造を採用。安定したフレーミングを保つことができるほか、鏡筒内部に配置されたシャフトがズーム時のレンズ動作を支える「ガイドポール方式」を採用。レンズの2群・3群がシャフトにガイドされた状態で移動することで、ズーム時の像揺れ・像飛びを従来機「DMC-FZ1000」と比べ約1/5まで低減した。駆動部分には業務用ビデオカメラで採用されるコアレスDCモーターを採用。一定の速度で、ゆっくりと動き続ける「スローズーム機能」を実現している。

 絞りは9枚羽根構造で、柔らかな円形のボケ味を実現。シームレスな絞り動作を可能にするガルバノメーター式絞り制御も新搭載。ズーム・パンニング撮影時に発生しやすい輝度のちらつきを抑え、滑らかな露出コントロールができるという。

 NDフィルタも内蔵し、晴天下や逆光のような極端に明るい場面でも、レンズのボケ味を活かした作品づくりや、長時間露光による独特の表現ができるという。1/4、1/16、1/64と3段階で調節できるほか、AUTOモードも搭載する。

 光学系の新規開発に伴い、フォーカス制御アルゴリズムを一から見直し、ズーム時でもフォーカス位置が変わることなく、狙った被写体を捉え続けることも可能。動き続ける被写体や動画撮影中のフォーカス追従性能も進化し、「決定的なシーンでのフォーカスの迷い、ピンボケを防ぎ、撮りたい一瞬を確実に捉える」とする。

 「4Kフォト」モードや、秒間約12コマのフル画素連写、4Kフォト画像一括保存、フォーカスセレクト&フォーカス合成モードなども装備する。

 動画撮影は4K(3,840×2,160/30p/100Mbps)までサポート。新たに「シネマ4Kモード(4,096×2,160/24p/100Mbps)」も備えている。また、ボディ内の放熱性も改善。「途中で記録が中断することなく撮影を続けることが可能になった」という。なお、SDXCカードの場合は96GB、それ以外のカードでは4GBを超えると、一時中断することなく動画撮影が続けられるが、動画ファイルは分かれて記録・再生される。

 フルHDでは、All-Intra圧縮方式で最大200Mbpsの高ビットレート記録も可能。動画撮影中にHDMI端子から同時に映像出力する「HDMIモニタリングスルー」も可能で、SDカードに記録しながら、4:2:2/8bit映像を同時出力可能。SDカードへ記録しない場合は4:2:2/10bit出力も可能。

 スローモーション撮影や、クイックモーション撮影が可能なVFR(バリアブルフレームレート)記録機能も搭載。スロー&クイック機能、スローズーム機能、ドリーズーム機能なども備えている。

 0.74倍、アイポイント20mm、約236万画素の有機ELファインダーを搭載。フリーアングルタイプの3型、約104万画素モニターも搭載する。無線LANも内蔵。外形寸法は約137.6×134.7×101.9mm(幅×奥行き×高さ)。重量は本体のみで約915g。

AV Watch,山崎健太郎

最終更新:9月20日(火)16時46分

Impress Watch