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パキスタン渡航後「別人」に=差別に反発か―米爆破テロ容疑者

時事通信 9月20日(火)16時44分配信

 【ニューヨーク時事】ニューヨークの爆破テロに関与した疑いで身柄を拘束されたアフガニスタン移民のアフマド・カーン・ラハミ容疑者(28)について、複数の米メディアは19日、知人の証言として、容疑者が数年前、渡航先のパキスタンやアフガンから帰国後、イスラム教に深く傾倒し、人付き合いを極端に避けるなど性格が大きく変わったと報じた。

【図解】米国の爆破テロ事件現場

 
 容疑者は2011年から14年にかけ、パキスタンとアフガンを数回訪問。パキスタン南西部クエッタには14年3月まで約1年にわたって滞在したとされている。

 米紙ニューヨーク・タイムズは知人の話として、容疑者が帰国後に濃いひげを伸ばし、服装も伝統的なイスラム教の衣装に変えるなどし、「全くの別人」のようになったと伝えた。捜査当局は容疑者が国外で過激化した可能性もあるとみており、慎重に調べを進める。

 一方、容疑者の住居のあるニュージャージー州エリザベスで、容疑者の家族が地元の住民や自治体と摩擦を抱えていたことが明らかになった。

 ラハミ容疑者の父親は02年にエリザベス市にファストフード店を開店。家族で店を切り盛りしてきたが、終夜営業だったこともあり、近所から騒音への苦情が相次いだという。市が深夜には閉店するよう命じたことに家族側が反発。11年に市側を相手取って提訴した。

 報道によれば、訴訟の中で容疑者家族側は、地域の商業関係者から「イスラム教徒は米国で多くの問題を起こす」などと非難を浴びたと主張した。宗教に関連した「差別」にラハミ容疑者が不満を強めていた可能性もある。 

最終更新:9月20日(火)18時15分

時事通信

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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