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渡辺謙、熱く猛虎再建論を語る 金本監督は“西郷隆盛”になれ!

スポニチアネックス 9月20日(火)11時15分配信

 芸能界のトラ党ご意見番である俳優の渡辺謙(56)が本紙の取材に応じ、阪神の再建に向けて金本知憲監督に“西郷隆盛の指導者像”を提言した。西郷といえば、このほど決まった18年NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の主人公であり、渡辺が「ラストサムライ」(03年)で演じた勝元役のモデル。自身の演技経験を交えながら、逆境からの歩みを来季以降花咲かせ、「大河ドラマにしてほしい」とV字回復を熱望した。

【写真】ベンチで険しい表情の金本監督

 もしやと思って聞いた。米セレブとの交遊も幅広いハリウッドスター。確率の悪い阪神の外国人補強、獲得ルートを知りません?

 「ありませんよ!ツテなんてあるわけない。そんなアホな」。苦笑いで否定しつつも「基本的に駒がないから(金本監督は)旗を振れない。どうして毎年外ればかり引かないかんのかな。僕は球団職員ではありませんが…」。なめらかすぎる舌を戒め、ジョークを交えて抜本的改革を訴えた。

 今季プロ初本塁打した打者に高山、北條、陽川、原口、中谷、坂本がいる。投手は支配下登録する35人中29人が1軍で登板、野手は35人中30人が出場。「駒がない」とは競争を勝ち抜いてつかんだ出場機会というより、代わる代わる試すしか打つ手がなかったとの見立てだった。

 「若い子に負担がかかりすぎ。1シーズンに1人育てば“めっけ物”でしょう。3人も4人もは欲張りすぎです」。外国人、トレードやFA補強不調のしわ寄せが若手登用に踏み切るしかなかったと振り返る。結果は、V逸どころかクライマックスシリーズ進出も完全消滅。多彩な演技歴をひもとき、進言したい指導者像を西郷隆盛とした。

 「その思いにみんなが慕い共鳴しつつ、個々が能力を思い切り発揮する。求心力で全員がやる気になる。島に流されたりしながらある種、太い信念で自分を支え、人にできないことをクリアした。伸びていく芽を大事に、木を林に、森にした。だから西南戦争みたいなことがあった」

 若手登用へ踏み切った果断を「織田信長的」とも見てとるが、薩長同盟や王政復古を成し遂げ、明治維新の立役者になった歩みをひもとけばより魅力的に映る。西郷はトム・クルーズと共演し、米アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた勝元役のモデルだった。

 この試練を将来の成功の糧にと願い、「大河ドラマにしてほしい。常勝である必要はないがこのチームの命題」と語る。もちろん猛虎愛は不変。「(渡辺の)宗教、宗派ですから。信じ続けないといけない」。阪神を指して「うち」と呼ぶ、何げない言葉遣いからも強い一体感がうかがえた。

最終更新:9月20日(火)12時47分

スポニチアネックス

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。