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DeNA 三浦引退に涙「18番のユニホーム着ている姿見たら…」

スポニチアネックス 9月20日(火)16時27分配信

 DeNAの三浦大輔投手(42)が20日午後、横浜市内のホテルで記者会見を開き、現役引退を表明した。トレードマークであるリーゼントで晴れやかな表情を浮かべながら入場し「私、三浦大輔は今シーズン限りで引退します。うれしかったこと苦しかったこと、いろいろありましたけど、本当にいつもみなさんに支えられ一歩ずつ進んでくることができました。感謝の気持ちでいっぱいです」と報告した。

【写真】懐かしい…大洋入団時の三浦大輔

 三浦は91年ドラフト6位で奈良・高田商から大洋(現DeNA)に入団。横浜一筋のプロ25年間で通算172勝を挙げた。98年には12勝をマークし、38年ぶりの日本一に貢献。プロ2年目から継続する23年連続勝利はプロ野球タイ記録。「ハマの番長」の愛称で親しまれ、14年シーズンからは投手コーチ兼任で現役を続けてきた。

 引退の理由については「勝てなくなったからです。先発ができなくなったら、勝てなくなったら辞めると決めていた」と説明。今季は7月11日の中日戦(横浜)で初登板するも4回6失点で敗戦投手となり、7月13日に出場選手登録を抹消。8月は登板機会が訪れず「そのときにはほぼ気持ちは固まっていた」と明かし、球団側には9月16日の阪神戦(甲子園)登板後に気持ちを伝え、チームメートには初のCS出場を決めた19日の広島戦(横浜)後に伝えた。

 会見後半、引退を惜しむファンへのメッセージを求められると目に涙を浮かべ、言葉を詰まらせた。「自分も寂しいです。ずっとユニホーム着続けたい気持ちもあるけど、誰もが通る道だと思う」。何度も引退が頭をよぎったが、引き留めてくれたのはいつもファンだった。「2軍で1軍の試合を見てるときでも18番のユニホーム着て、スタンドで応援してくれている姿を見たら、絶対にあのマウンドに戻るんだと思って頑張ってこれた。それだけ三浦大輔に力を与えてくれましたし、あの応援があったからここまでやってこられたと思います」と感謝の思いを何度も口にした。

 通算成績は172勝183敗。三浦が背負った背番号18は「横浜ナンバー」と名付けられ、後継者としてふさわしい選手が現れるまで欠番になる。三浦は「横浜のエースナンバーを18にするという思いで付けさせてもらいました。背番号の重みを分かってもらえる選手につけてもらいたい」と語り、「18」を託す選手は球団と三浦が協議した上で継承するという。

 今後については「将来的には指導者という道も夢にはありますけど、もっともっと勉強しないといけないと思っている。将来的にはまた横浜に戻ってきたいと思っています」と青写真を描いた。リーゼントは卒業か、と報道陣から問われると「卒業しません。できる限りやり続けたいなと思います」と答えて笑いを誘い、最後はすがすがしい表情で会見場を後にした。

最終更新:9月20日(火)16時46分

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