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【神戸新聞杯】エアスピネル、武豊が菊の主役に導く!全弟エアウィンザーと同日Vだ

スポーツ報知 9月21日(水)6時7分配信

◆第64回神戸新聞杯・G2(25日・芝2400メートル、阪神競馬場)

 武豊騎手(47)=栗東・フリー=が、25日の阪神競馬で“兄弟馬同日勝利”を目指す。菊花賞トライアルの神戸新聞杯(芝2400メートル、3着まで優先出走権)でエアスピネルに騎乗。同じ日の新馬戦(芝1800メートル)では1歳年下のエアウィンザーとコンビを組む。先週、通算4000勝を達成した名手が2頭の良血馬を勝利へ導くか。

[エアスピネルは「落ち着き出てきた」]

 新たな金字塔を打ち立てた名手が今週、楽しみなパートナーと参戦する。神戸新聞杯でコンビを組むのはデビューから手綱を執り続けるエアスピネルだ。

 武豊「少し落ち着きが出てきて、キャンターも乗りやすくなった」

 栗東のCWコースで1週前追い切りに、自ら騎乗。中レッドエルディスト(3歳オープン)に1馬身遅れたが、外シホウ(5歳1600万)には3馬身先着し、7ハロン97秒2―12秒8をマーク。動き以上に、精神面での成長を感じ取った。

 武豊「もともと調教は走るからね。ラストで少しもたついたけど、タイムも出ているし、休み明けでトライアルと考えればちょうどいいくらいだと思う」

 追い風は確実に吹いている。18日の阪神4R・3歳未勝利(メイショウヤクシマ)で、JRA通算勝利数にJRA所属馬での地方・海外の勝利数を加え、史上初の通算4000勝を達成。33戦ぶりの勝利で大台に到達した“難産”だったが、勢いに乗るとその後、さらに2勝を上積みした。

 武豊「(次回開催の)京都までできないかと思ったけどね(笑い)」

 皐月賞、日本ダービーとも4着。笹田調教師も「春からいいものを持っていたけど、大人の体になりつつある。能力は持っている」と強調するように、善戦マンだった春からは、見違えるように成長している。

 武豊「ラスト1冠へ向けていいレースをしたい。ひと夏を越して、逆転できれば」

 メモリアルVを果たしたのは同じ笹田厩舎のメイショウヤクシマだった。記録から解放されたユタカが、3冠最終戦へ好発進を決める。(持井 麻衣)

[エアウィンザーは阪神新馬戦にスタンバイ]

 神戸新聞杯に出走するエアスピネルの1歳年下の全弟エアウィンザー(牡2歳、栗東・角居厩舎)が日曜(25日)の阪神での新馬戦(芝1800メートル)にスタンバイ。鞍上はもちろん、武豊で、同じ日に兄弟で白星を挙げるチャンスが巡ってきた。

 「見た目は違うけど乗り味は似ている。おとなしいし、心臓も強いね」とユタカはデビュー戦を心待ち。栗東のCWコースで6ハロン88秒6―11秒9と鋭い伸びを見せた1週前追い切りにも騎乗し、感触をつかんでいる。

 母エアメサイアには全12戦に騎乗し、05年秋華賞で勝利に導いた。「うまく体を使って走るし、センスはあると思う。普段はおとなしいけど、走り出すとスイッチがちゃんと入る」と前川助手。兄のようにデビュー戦を白星で飾るか。

最終更新:9月21日(水)6時7分

スポーツ報知

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