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台風16号接近前に…防災メール最大1万1000人に届かず

産経新聞 9月20日(火)8時40分配信

 停滞する前線と台風16号の接近で雨量が多くなっているなか、広島県は19日、県防災情報通知サービス(県メール通知)が16日から登録者の一部の人に届かなくなっていたと発表した。県情報システムのセキュリティー機器がauとソフトバンクのメールサーバーへの通信を遮断していたためで、19日午前2時に復旧した。

 県メール通知は、登録者に気象注意報・警報、土砂災害危険度情報といった気象庁の情報、県から雨量などの観測情報をメールで送信する。県砂防課によると、登録件数は約4万4千人で、復旧までにこのうち最大約1万1千人にメールが届かなかった可能性があるという。

 県砂防課によると、業務プロセス改革課が9月から県情報のセキュリティーを強化していた。今回は大雨のため大量のデータを送信する事態となり、セキュリティー機器がauとソフトバンクのメールサーバーへの通信を遮断していたという。県から発信するその他のメールなども配信がブロックされていた。

 18日朝、職員がメールが届かないことに気づき、点検して分かった。県メール通は登録者が必要な情報を選択できるようになっているため、県が全体でどれくらいのメールを送ったかは言明できないとしている。

最終更新:9月20日(火)8時40分

産経新聞