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シリア情勢 支援トラックに空爆 シリア政府軍が停戦終了を宣言

産経新聞 9月20日(火)9時3分配信

 【カイロ=大内清】シリア北部アレッポ県で19日、人道支援物資を運ぶトラックの車列が空爆を受け、シリア人権監視団(英国)によると支援関係者や運転手ら少なくとも12人が死亡した。これに先立つ19日、シリアのアサド政権軍は米露主導で12日に発効した一時停戦の終了を宣言。これにより、アレッポ周辺での「非軍事ゾーン」設置などを柱とする停戦枠組みの破綻は決定的となった。

 支援トラックを空爆した勢力は不明だが、支援物資が反体制派の勢力挽回につながると警戒する政権側や、その後ろ盾であるロシア軍が関与した可能性がある。国連は、空爆を受けた車列は、アレッポ郊外の町で窮乏する市民約7万8千人向けの小麦粉などを運ぶ途中だったとしている。

 米露が合意した停戦枠組みでは、停戦が発効から1週間維持されれば、米露がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)などの掃討に向けた軍事連携を進めるなどとしていた。

 しかし、政権側と米国からの後押しを受ける反体制派の双方は、停戦発効直後から互いに相手が停戦違反を犯していると主張していて、停戦の維持は難しい状況にあった。

最終更新:9月20日(火)9時3分

産経新聞

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