ここから本文です

共産党が6中総を開催 志位和夫委員長が参院選総括「大健闘」「野党共闘は安倍晋三政権の深刻な脅威だ」

産経新聞 9月20日(火)12時24分配信

 共産党は20日、第6回中央委員会総会(6中総)を党本部で開き、志位和夫委員長が民進党などとの野党共闘を進めた7月の参院選の総括などを含む幹部会報告を行った。6中総は21日まで開催し、平成26年1月以来、3年ぶりとなる第27回党大会を来年1月に招集するよう提案し、了承される見通しだ。

 志位氏は幹部会報告で、参院選で全国32の「1人区」で民進党などと擁立した野党統一候補が11勝したことを挙げ、「初めての挑戦としては大きな成功を収めた。大健闘といえる成果だ」と強調した。安倍晋三政権などが野党共闘を批判したことについては「安倍首相を先頭に行われた異常な攻撃は、新たな方針を示し相手を追い詰めたが故の攻撃だ」と主張。「野党共闘の方針が安倍政権の深刻な脅威であること、方針が正しいことを証明していることにほかならない」と訴えた。

 志位氏は、参院選の結果、いわゆる改憲勢力が衆参両院で憲法改正の発議に必要な3分の2を得たことを「軽視できない」と指摘。その上で「真の争点を隠し続け、議会制民主主義にもとる態度で得た議席だ。選挙後、憲法改定など一連の暴走政治を強行しようとしている。そのようなだまし討ちの政治は決して長続きしない。安倍政権の暴走をとめ、新たな政治の転換へと突き進もうではないか」と呼びかけた。

 一方、志位氏は7月の参院選時の党の勢力についても報告した。3年前の参院選当時と比べ、党員数は94・8%、党の主要な財源となっている機関紙「しんぶん赤旗」の日刊紙が92・6%、赤旗日曜版が91・5%にとどまったとして党の力が弱まっていることを指摘し、奮起を促した。

 次期衆院選については、党としての具体的な目標として比例代表の合計得票数を850万票、得票率15%以上と掲げ、「共産党の躍進に挑戦する」と述べた。選挙区では「必勝区」を設けて議席を増やすと表明した。

 同時に、安全保障関連法廃止などを掲げて引き続き野党共闘を進める考えも重ねて示した。民進、生活、社民の各党に対しては、参院選前に党首間で安保関連法廃止などの共通目標を確認したと強調。次期衆院選についても「できる限りの協力を行うことは党首会談などで繰り返し確認されている公党間の合意事項だ」と語り、早期の協議開始を呼びかけ、野党共闘に慎重な意見も出ている民進党を牽制(けんせい)した。

 民進、共産両党が公認候補の擁立を決めている衆院東京10区と福岡6区の補欠選挙(10月23日投開票)についても「野党共闘を実現し勝利のために力を尽くす」と述べ、野党候補の一本化に意欲を示した。

最終更新:9月20日(火)12時24分

産経新聞

いかにして巨大イカを見つけたか
人類は水中撮影を始めたときから巨大イカ(ダイオウイカ)を探し求めてきました。しかしその深海の怪物を見つけることは難しく、今まで撮影に成功したことはありませんでした。海洋学者であり発明家でもあるエディス・ウィダーは、ダイオウイカの初の撮影を可能にした知見とチームワークについて語ります。