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DeNA・三浦「リーゼントは卒業しません」「横浜に残って良かった」 引退会見一問一答(1)

サンケイスポーツ 9月20日(火)15時55分配信

 DeNAの三浦大輔投手(42)が20日、横浜市内で会見を行い、現役から引退することを発表した。記者からの質問に淡々と答えていたが、ファンへのメッセージを再度聞かれた際には感極まり涙を見せる場面も。それでも、“ハマの番長”らしい終始引き締まった引退会見となった。

 --お疲れさまでした。引退を決意されて、率直な今の気持ちは

 「色々考えて考えて、決断してからもなかなか伝えられていなかった方にもこういう場で伝えられて、ちょっとスッキリしています」

 --まだやれるだろうという声もある。引退の理由は

 「勝てなくなったからです。引退という文字は数年前から頭にはありましたが、まだできる、もっと勝ちたいという気持ちがありまして。先発ができなくなったら、勝てなくなったらやめると決めていました。7月に先発して打たれて、8月まで声かからず、その時にはほぼ気持ちは固まっていました。ただもう一度勝負したいという気持ちあったので、9月の頭に甲子園での先発を言われて、それまでは球団にも伝えないでおこうときめていました。その時点では勝とうが負けようが、『今季まで』とどこかで決めていた。言いたいけど言えないというモヤモヤはありました」

 --誰かに相談は

 「家族には話ししましたし、でも最終的には自分で決めました」

 --奥様は何と

 「残念がってました。女房もそうでしたし、こどもたちも。まだできるんじゃないのと。ただ、プロの世界は厳しい。やり残したことがないように精一杯やると決めていた。甲子園もわざわざ大阪まで観に来てくれましたし、その前で投げられたのは良かったです」

 --チームメートには

 「昨日の試合後に、伝えました。会見前に皆さんに言いたかったので、その前にCS決まってホッとしましたし、こういう嬉しい時に、ロッカーでこういう報告はどうかなと思ったけれど、チームメートに伝えられて良かったと思います」

 --チームメートにはどういう言葉をかけられましたか

 「途中から何を言っているのか分からなくなって、自分自身も。本当ですか、まだやめないでくださいと後輩が言ってくれて。きょうもグラウンドで練習したときに言われました。嬉しかったですね」

 --25年間、現役続けられた支えとは

 「まさかプロに入ったときに25年やるとは思っていなかった。1年1年が勝負だと思ってやってきました。打たれたら悔しい、負けたくない、悔しい、勝ちたいという気持ちがあってこそ苦しい練習もできましたし、試合で勝ったときに沢山のファンが喜んでくれた。それが一番嬉しかったですね。負けたら悔しい、もっと練習するしかないと思ってやってきた25年間でしたね」

 --一番の思い出

 「一つに絞れないですけど、98年の優勝したとき。優勝はこれだけ嬉しいものか、1年間の苦しいことが全て吹き飛んだ。本当に嬉しかった」

 --今のチームと比べて似ているものがある?

 「98年は98年の良さがあったと思いますし今のチームには今のチームの良さがある。自分の立ち位置もチームの中で全然違いますし、ただ苦しい時があったからこそ嬉しい。いいチームになってきた。昨日の試合でもそうでした。横浜-広島戦であれだけお客さん入っていませんでしたし、レフトを見ると真っ赤、ライトは青に染まって。満員のなかでプレーできているということはプロ野球選手にとっては最高のことだと思いますし、何年か前はガラガラで苦しい時期もありましたけど。僕は1人でどうしようもなかったことですが、FAで横浜に残って、横浜を良いチームにしたいと思って、小さな力ですけど、横浜がどんどん変わっていくのを見るのは本当に嬉しかったです」

 --FAのときは阪神にいってしまうのではとファンも心配した

 「色々と本当に悩んで悩んで、色んな方にもご迷惑をおかけしましたけど、本当に150勝したときも言いましたけど、横浜に残って良かった・沢山のファンの方が支えてくれた。本当に三浦大輔は幸せ者だなと思います」

 --一番印象に残る勝ち星は

 「どれも嬉しいですけど、150勝のときは、それ以上にファンの方が喜んでくれるのを見て、それを見て僕も嬉しかったです」

 --150勝もG戦だったと思う。最終戦でまたG戦で登板するがどんな思いで

 「勝ちたいです、それだけです」

 --今後のこと。人生プランを考えていたら

 「特に決めていません、ただ、現役は卒業しますけど、野球からは卒業しないので、ずっと野球に関わっていきたいなと思います」

 --25年間振り返って

 「高校卒業して、6位で大洋ホエールズに入って、とびきり球が速いわけではなく、すごい変化球あるわけでもなく、球が速くなくても、プロ野球選手ができるというところを見せたかったですし、色んな勝ったり負けたり…負けの方が多かったですけど、周りの方に支えられてここまで突っ走ってこれたなという感謝の気持ちでいっぱいです」

 --リーゼントは

 「卒業…しません(笑) そのままです。できる限りやり続けたいなと思いますけどね」

 --あらためて、この熱いファンに向けて

 「本当に25年間、熱い熱いご声援ありがとうございました。色んな苦しいときに本当に助けられましたし、いいときでも悪いときでも、どんなときでもご声援をいただき、応援していただき、背中を押してくれて本当に感謝します。三浦大輔を応援していて良かったな、DeNAベイスターズを応援してきてよかったなと言えるようになりたいと思ってやってきて、優勝は果たせませんでしたが、若い選手も出てきて、CSに進出することができて、チームはどんどん成長していきました。これからも横浜を応援して欲しいですし、僕も横浜から離れることはないので、シーズン、CSと残っていますので、もっともっと上にいけるように頑張っていきます。本当に25年間ありがとうございました」

最終更新:9月20日(火)15時55分

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