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「本当に幸せもの」 「ハマの番長」三浦、プロ生活に終止符、24日の巨人戦で先発登板

産経新聞 9月20日(火)18時55分配信

 かっちり仕立てた代名詞のリーゼント姿で壇上に上がった。「周りの方に支えられてここまで突っ走ってこれた。感謝の気持ちでいっぱい」。四半世紀の歳月を思い返し、「番長」の目には光るものがあった。

 決断した理由はシンプルだった。「もう勝てなくなったから」。数年前から引退の文字は頭にあったという。今季初登板となった7月11日の中日戦では4回6失点。2度目の登板となった9月16日の阪神戦でも敗戦投手となり、その直後、自ら球団社長と監督に引退を申し出た。

 最も印象に残っているのは1998年の日本一を挙げた。投手陣の柱として12勝。「優勝ってこれだけうれしいものか。すべてが報われた」。18年前の栄光は今も脳裏に焼き付いている。

 長年つけた背番号「18」は「横浜ナンバー」と名付けられることが決定。球団と三浦が「つけるにふさわしい」と判断する選手が現れるまで欠番となる。「背番号の重みを分かってもらえる選手につけてもらいたい」と、自身の遺伝子を受け継ぐ後輩の誕生を願った。

 24日の本拠地最終戦(巨人戦)で先発登板が予定されている。「勝ちたいです。それだけ」と短い言葉に決意を込めた。プロ野球新記録となる24年連続勝利がかかる中、「番長」の最後の雄姿を目に焼き付けたい。(浜田慎太郎)

最終更新:9月20日(火)18時55分

産経新聞

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