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(朝鮮日報日本語版) 事前協議なきリコール発表、サムスン電子に韓国通信3社が不快感

朝鮮日報日本語版 9月20日(火)8時57分配信

 「十分な事前協議なしにリコールを発表するなんて戸惑いは否めない」

 これは、バッテリーに欠陥が見つかったサムスン電子の新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」について、同社の高東真(コ・ドンジン)社長が「移動体通信事業者の販売代理店でも交換可能だ」と今月2日に発表するや、通信事業者各社から上がった声です。40万台もの製品をすべて交換し、顧客の連絡先やデータを移すという手間のかかる仕事を通信事業者がしなければならないというのに、事前に十分な協議がなかったという不満です。事実、通信事業者従業員のほとんどが「報道で初めてサムスン電子のリコール計画を聞いた」としています。

 ところが、交換サービス開始前日の18日、今度はサムスン電子から「当惑している」という反応が出ました。大手通信事業者KTがプレスリリースで「10月からはサムスン電子サービスセンターで交換しなければならない」と発表したからです。SKテレコムもKTと同じ見解だと表明しています。通信事業者としては来年3月まで同製品の交換にばかり手をかけていられないということです。結局、サムスン電子も「10月以降は、サムスン電子サービスセンターで交換しなければならないのでは」と引き下がりました。このほか、「サムスン電子では国内ユーザーに対して補償として通信費3万ウォン(約2700円)の割引を検討している」という話が出ていることについても、通信事業者各社は「現在も協議中」「サムスンが判断してやるべきこと」としています。

 同製品の交換をめぐり、双方の足並みがこのようにそろわないのは、現在直面している状況が全く違うからです。加入者の奪い合いという「ゼロサム(zero-sum)ゲーム」をしている通信事業者は、同製品交換問題を長く引きずることはできないと考えています。LG電子の「V20」やアップルの「iPhone7」など、販売しなければならないスマートフォンの新機種も列を成して待機しています。その一方でサムスン電子はイメージ回復のため最善を尽くしてアフターサービスを提供しなければならないという考えです。

 そのはざまでユーザーたちは「ノート7は正確に言っていつまで、そしてどこで交換できるのか」「通信費割引などの補償は受けられるのか」などをめぐり、混乱しています。サムスン電子と通信事業者各社は今からでも額を突き合わせて知恵を絞り、対策を打ち出してほしいものです。

最終更新:9月20日(火)9時45分

朝鮮日報日本語版

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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