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(朝鮮日報日本語版) 不参客:秋夕の列車乗車券ネット予約、40万枚がドタキャン

朝鮮日報日本語版 9月20日(火)10時33分配信

 秋夕(中秋節、今年は9月15日)連休3日目の16日午後2時、韓国南東部・釜山駅の待合室で会社員のAさん(40)はコレール(韓国鉄道公社)が運営するスマートフォン(スマホ)の列車予約アプリをじっと見つめ、ため息をついた。Aさんと妻はソウルに戻る列車の乗車券を手に入れられず、この日午前、あてもないまま駅を訪れた。乗車券の販売窓口にはキャンセル待ちの人が200人ほど長い列をつくっていた。Aさん夫婦は2時間余りキャンセル待ちをした揚げ句、ようやく列車に乗ることができた。

 毎年、名節(旧正月や秋夕)のたびに問題となっている列車乗車券の「ノーショー(予約不履行)」が、今回も続出した。必要以上の乗車券を予約し、直前になって1枚だけを残してキャンセルする恥知らずな「ノーショー族」のせいで、多くの人が帰省・帰京の乗車券を買えず地団駄(じだんだ)を踏んだ。

 最大野党「共に民主党」のミン・ホンチョル国会議員がコレールから提供を受けた資料を分析した結果、今年の秋夕連休(9月13-18日)期間の列車乗車券をオンラインで予約した人は195万3000人(重複予約を含む)で、このうち20.7%に当たる40万5243人が乗車当日に予約をドタキャンしていた。ドタキャン率は昨年の秋夕連休(2015年9月25-29日)の21.3%とほぼ同じだった。

 一方、世界最大の鉄道路線を運営する全米鉄道旅客公社(アムトラック)によると、13-15年の3年間に米国全域のアムトラックの列車乗車券を予約した約9587万人のうち、予約不履行の割合は3%(約287万人)にすぎなかった。

 ドタキャン客のせいで秋夕の乗車券を買えなかった人々は、キャンセルによる違約金がかかる出発1時間前からあふれ出すキャンセル乗車券を手に入れるため、争奪戦を繰り広げた。数十万人に上る人々が出発直前まで乗車券を手に入れられず、窓口で待機したりアプリをチェックしたりしながら気をもんでいた。

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最終更新:9月20日(火)10時53分

朝鮮日報日本語版