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東国原ブームも今は昔、苦戦中の宮崎県

投信1 9/20(火) 12:15配信

この記事の読みどころ

 ・ 宮崎県を訪問する機会がありましたが、南国という印象がピッタリです。
 ・ しかし、東国原ブームの後、宮崎県の経済は苦戦している印象を受けました。
 ・ 「日本のひなた」「神話のふるさと」など、新しい観光振興策に注目したいと思います。

九州の宮崎県に持つイメージとは?

皆さんは「宮崎県」にどのようなイメージをお持ちでしょうか? 

九州出身の方は別として、そうでない人にとっては、あまり強い印象がないかもしれません。その宮崎県が全国的に有名となったのは、やはり、タレントでお笑い芸人の東国原英夫氏が県知事に就任した時ではないでしょうか。今でも、“宮崎県=東国原知事、そのまんま東”というイメージが残っているような気もします。

東国原知事の時代、宮崎県は一躍全国区に

確かに、東国原知事の時代(2007年1月~2011年1月の4年間)には、鶏インフルエンザ問題、畜産口蹄疫問題など深刻な事案への対処、自民党総裁選への出馬騒動などで大きなニュースになった一方、地鶏やマンゴーなど宮崎特産物の売り込みに自ら出向く、いわゆる“トップセールス活動”などで大きな貢献を果たしています。

この期間、東国原知事のパフォーマンスに依存していたとは言え、宮崎県が“全国区”になったことは事実でしょう。では、東国原知事の退任(任期満了)から5年半以上が経過した現在、宮崎県はどのような状況なのでしょうか。

宮崎県の気候とは

宮崎県は九州の東側にあり、温暖な気候が特徴です。年平均気温17.4℃(全国第3位)、年間快晴日数47日(同4位)であり、宮崎市内には県の木であるフェニックス(ヤシ科)が至る所に植えられており、否応なしに南国のイメージです。

筆者も実際に、日差しも強いと感じました。一方で、日照時間は2,072時間(同19位)と極端に多くはなく、降水量2,732mm(同3位)は全国有数です。そのため、山岳地域を中心に県内には緑が広がっており、優良な芝が育つためゴルフ場でも有名です。

宮崎県は農業・畜産業が盛ん

産業では、農業が盛んで、とりわけ、畜産業は重要産業です。飼養頭数(羽数)では、肉用牛(同3位)、豚(同2位)、肉用若鳥(同2位)はいずれも全国ブランドになっています。他にも、林業や漁業も全国で上位にランクされています。

一方で、鉱工業の水準が低いこともあり、実質総生産額や1人当たり県民所得は、全国で下位10位以内に止まっています。

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最終更新:9/20(火) 12:15

投信1