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リオデジャネイロ・パラリンピック、惜しまれながら閉会

MEGABRASIL 9/20(火) 12:06配信

音楽に合わせてリオ市長もダンス

9月18日(日)、リオデジャネイロのマラカナンスタジアムでパラリンピック閉会式が行われ、ついにリオデジャネイロで約2か月にわたってくりひろげられた「Rio 2016」が閉幕した。

開幕前、会場設営の遅延や治安問題など悪いニュースばかりが目立っていた印象が強い今大会だが、蓋を開けてみると大きなアクシデントもなく、むしろ予想以上に人々の関心が集まり盛り上がった素晴らしい大会となった。

ペルナンブッコ州出身のバンド、ナサォン・ズンビ、パラー州出身で、2014年のワールドカップブラジル大会のキャンぺーンソングを歌ったガビ・アマラントス、サンバからボサノヴァまでをうたう人気歌手ヴァネッサ・ダ・マタなど、現在のブラジル音楽界を代表する歌手やバンドが続々とパフォーマンスを披露。ポピュラーミュージックの演奏も多く、にぎやかに行われた。人気者のパラリンピックマスコット「トン」も音楽に合わせて華麗なダンスを仲間たちと披露した。

大人気グループ、ドリームチーム・ド・パッシーニョによるファンキ・カリオカのコーナーでは、会場は現地のバラーダ(クラブ)状態に。ボランティアスタッフとノリノリで踊るエドアルド・パエス市長の姿もみられた。

式典では、アスリートのほか、大会の運営に欠かせなかったボランティアの人々への表彰も行われた。小池百合子東京都知事も、オリンピック閉会式に続きパラリンピック閉会式にも参列。引き継ぎ式ではリオデジャネイロから東京へ無事にパラリンピック旗が引き渡された。

オリンピック閉会式同様、東京2020ピーアールが行われ、日本人によるパフォーマンスと映像で会場を魅了した。

ブラジルを代表する女性歌手イヴェッチ・サンガーロが歌う「ア・パス(平和)」に合わせ、聖火が消灯された。ジョアン・ドナート作詞、ジウベルト・ジウ作曲のこの曲には、世界で唯一原爆が落とされた日本への思いと平和のメッセージが込められている。

全体を通して、とても温かい雰囲気に包まれた閉会式だった。各国の選手団の多くが、開催国ブラジルへの感謝の言葉を記した横断幕を掲げていたのも印象的だった。

セレモニーが終了してもなお、名残惜しさからなかなか帰りたがらない選手やスタッフ、観客の姿があった(筆者もその一人)。

閉会式の中盤にスクリーンに現われた「SEE YOU IN TOKYO」の文字通り、4年後に再び世界中の人々が東京に集まり歓喜に湧くことを願いたい。

(文/柳田あや)

最終更新:9/20(火) 12:09

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