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パラリンピック閉会式の最中、出演者がテメル大統領に抗議

MEGABRASIL 9月20日(火)14時40分配信

「テメル出ていけ」の文字でサイレント抗議

9月18日(日)、リオデジャネイロのマラカナンスタジアムで開催されたパラリンピック閉会式で、式典の最中に、テメル大統領を批判するメッセージが掲げられた。

ブラジルでは、ジウマ・ルセフ前大統領が議会で罷免されたことを受けて8月31日に、ミシェウ・テメル元副大統領が正式に大統領に就任したが、テメル大統領就任への抗議の声があがっていた。

パラリンピックでは、9月7日に同じくマラカナンスタジアムで行われた開会式の際にも、カルロス・ヌズマン会長がスピーチの最中で政府について語るとブーイングが起こり、「テメル出ていけ」というヤジもとんだ。

しかし、閉会式でのテメル大統領への抗議は”サイレント”で実行された。

抗議が行われたのは閉会式が始まって約35分くらいたったころ。会場ではペリナンブッコ州出身の人気バンド、ナサォンズンビが演奏していた。この演奏のさなか、テレビカメラがバンドをアップでとらえた瞬間、ギタリストのルシオ・マイアが演奏していたギターを裏返すと、そこには「テメル出ていけ」というメッセージを記した紙が貼られていた。この映像はテレビを通じて瞬時に世界中に放送された。

テメル大統領と現政府を批判する声は多く、9月に入ってからもサンパウロ市のパウリスタ大通りで2日、7日、11日、18日と4回以上も抗議デモが行われている。

ただしテメル政権を批判している人の立場はまちまちだ。罷免されたジウマ前大統領の支持者も多いようだが、ジウマ大統領の弾劾に賛成したもののテメル政権も支持しないという人もいる。または、ジウマ大統領は支持しないが弾劾のプロセスとテメル政権誕生には反対という声もある。テメル政権が男性だけで占められていることを批判する人たちもいる。

最終更新:9月20日(火)14時40分

MEGABRASIL

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