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「愛情伝わる育児を」 北野大教授が教育論

岐阜新聞Web 9月20日(火)8時49分配信

 北野大淑徳大教授が、岐阜市長良福光の長良川国際会議場で「母の訓(おし)えと北野大の教育論」と題して講演し、愛情豊かに子育てする大切さを説いた。
 日本診療放射線技師会が人材育成の示唆を得ようと学術大会の市民公開講座に招いた。 北野教授は「昔は日常そのものが親の愛情を感じる生活スタイルだったが、現在は意識して行動しないと愛情が伝わらない」と指摘。
 今は亡き母親について「優秀な家だと子どもを洗脳し、貧困が再生産されぬよう『教育こそが全て』と執念を燃やした。『お前だけだよ』と方便も使って子どもを自在に操った」と懐古し「自慢・高慢ばかがする」「一杯の酒に城が傾く」などの教えも紹介した。
 「人間は平等だが仕事では上下になる。上になる時こそ同じか下になるような態度を」と謙虚を重んじる自らの人生観を披露した。
 公開講座は、北野教授の講演を含めて四つのテーマであり、会員、市民ら計約1300人が聴講した。

岐阜新聞社

最終更新:9月20日(火)9時7分

岐阜新聞Web