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「国策が不十分」パラリンピック閉幕、金メダルゼロで見えてきた課題

AbemaTIMES 9/20(火) 12:00配信

ブラジル・リオデジャネイロで行われていたパラリンピックが、18日閉幕した。

最終日となった18日、車いすラグビー日本代表は、3位決定戦でカナダと対戦。日本は52対50で勝利し、日本の車いすラグビー界に初の銅メダルをもたらした。

このほか、女子マラソンの目に障がいがあるクラスでは、道下美里選手が銀メダルを獲得。男子マラソンの目に障がいがあるクラスでも岡村正広選手が銅メダルを獲得した。

日本は、銀メダル10個、銅メダル14個の合計24個のメダルを獲得し、前回ロンドン大会の16個を上回る成績となった。しかし、日本がパラリンピックに参加するようになった1964年の東京大会以降初めてとなる、金メダルゼロという結果に終わった。

今回の実績について、日本車椅子バスケットボール連盟会長の玉川敏彦氏は「国策がかなり不足していたのでは。我々は練習会場の確保が非常に難しく、特に体育館などは、傷がつくという理由でかなり躊躇されてしまう」と、国民の理解を十分に獲得するところまで進んでいない点を指摘した。

また、元パラリンピック選手で、2008年北京・2012年ロンドンでそれぞれメダルを獲得し、世界記録保持者である車いすランナーの伊藤智也氏は「金メダルが獲得できず非常に残念な結果ではあったが、『日本記録』『自己新記録』というこの2つの言葉が多くの人々の耳に残っただろう。ただ、それがメダルにつながらなかった。個の力は非常に高くなっているが、世界との差は大きくひらいている。これは個の力で頑張ってきたか、国策として頑張ってきたかの違いが金メダルの数であらわれているのではないか」と、やはり国をあげての対策が不十分であることを言及した。

2020年の東京大会に向け、強化策の見直しはあるのか。その行方が注目される。

最終更新:9/20(火) 12:00

AbemaTIMES

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