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「何よりも日本語の歌詞を大事に作っていきたい」 王道のJ-POPを目指す二人組、イトヲカシの決意表明 /〈視線の先〉インタビュー

トレンドニュース(GYAO) 9月20日(火)13時53分配信

日本文学に影響を受け、日本語を大事にした歌詞やメロディセンス、力強い歌声によって話題を集めている2人組、イトヲカシ。動画サイトや路上ライブを中心に活動を展開し、Twitterの合算フォロワー数が55万人を突破するなど着実にファンベースを築きあげてきた彼らが、デビューシングル「スターダスト / 宿り星」を9月21日にリリースする。「ひたむきに生きれば、きっと夢は叶(かな)う」という、自らへの決意表明を歌ったアップテンポなロックナンバー「スターダスト」と、テレビ東京系アニメ「双星の陰陽師」エンディングテーマとなった壮大な「宿り星」、いずれもイトヲカシの魅力をぎゅっと詰め込んだ良曲だ。

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将来的にはワールドワイドな活動を目指すという伊東歌詞太郎(ヴォーカル)と宮田“レフティ“リョウ(ベース、ギター、キーボード)に、今の心境を語ってもらった。

■ 本を読むのがとにかく大好きで、大学三年のときは年間1000冊くらい読んでいた

ーーまずは、イトヲカシ結成の経緯を教えてください。

伊東:僕らは14歳の時にバンドを組んでいたのですが、解散してからはそれぞれ別のバンドを始めて。それは音楽的にも、活動していたフィールドも、全く違うものだったんです。それから、そのバンドも偶然同じような時期に解散しちゃって、「今何やってんの?」みたいに連絡を取り合ったんです。そこで、「お互い、まだ音楽をやりたいと思っているなら、もう一度一緒に何かできるかもしれない」と思い、まずは作った曲をインターネットにアップロードしてみようということになって。それが思っていた以上に反響が大きくて、今に至るという感じです。

ーーユニット名の由来は、伊東さんの名前(伊東歌詞太郎)と関係があります?

伊東:それが関係なくて(笑)。イトヲカシって、「大変趣深い」っていう意味じゃないですか。そういう音楽を作っていきたいっていうのもあるし、何よりも日本語の歌詞を大事に作っていきたい。それで、古語であり、美しい日本語でもあるこの言葉をユニット名にしました。

宮田:カタカナっていうところも、「ヲ」という文字を使っているところも気に入っています。検索しても他には出てこないっていう意味では SEO対策的にもバッチリ(笑)。

ーー日本語にこだわる理由は?

伊東:本を読むのがとにかく大好きで、大学三年のときは年間1000冊くらい読んでいたこともありました。そういう意味では、自分にとって慣れ親しんだ言語ですよね。それに、海外へ行って気づいたのは、日本語には一つの物事に対して何パターンも言い回しがあるということ。それをTPOによって使い分けたりするのが、なんとも奥ゆかしいなと。

宮田:音楽をやっていても、日本語の響きは独特だと思いますね。英語も、言葉の意味がわからなくても響きだけで琴線に触れるものがあるように、日本語も意味を離れて響きとしても美しい。それは、海外でライブをやったときに、お客さんの反応を見ていて改めて実感したことでもありますね。

ーー影響を受けた作家、詩人は?

伊東:堀口大學(明治から昭和にかけての詩人、歌人、フランス文学者)と、谷川俊太郎。それから高村光太郎や中原中也も......やっぱり詩人が中心ですね。聖書にも影響を受けているかもしれない(笑)。内容とか、言い回しとか。

ーー音楽的に影響を受けたのは?

伊東:小さい頃にカセットテープが擦り切れるくらい聞いたのが、「星に願いを」。歌っている女性シンガーが誰なのかもわからなかったんですけど、そのあと映画『スタンド・バイ・ミー』を見て感動して、B.E.キングを聞きまくりました。コードが4つしかないから、ギターでコピーしたりして。そこから音楽にのめり込んで行きました。

宮田:僕は兄の影響で、小さい頃からロックを聞いていました。一番好きなバンドを一つ挙げるとすればHi-Standardですね。あとはグリーンデイ。そこからルーツミュージックを掘り下げていきました。それと同時に、映画音楽も好きで久石譲さんにもすごく影響を受けています。エレクトーンでコピーしたりしていましたね。他にもミクスチャーや、ベン・フォールズ・ファイヴのようなピアノロックなども聞いていました。

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最終更新:9月20日(火)13時53分

トレンドニュース(GYAO)