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台風16号 鹿児島県大隅半島に上陸 九州南部は特に厳重な警戒を

ウェザーマップ 9月20日(火)0時18分配信

 台風16号は20日午前0時すぎ、鹿児島県の大隅半島に上陸した。また、鹿児島県では20日0時までの1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられるため、記録的短時間大雨情報が発表された。このほか、宮崎県北部でも数十年に一度に大雨となっている地域があり、土砂災害や河川の増水・低地の浸水などに厳重な警戒が必要だ。

 東シナ海を進んでいた台風16号は、非常に強い勢力を保ったまま20日午前0時すぎに鹿児島県の大隅半島に上陸した。今年の台風上陸は6つ目で、2004年以来12年ぶりの多さ、そして1951年からの観測史上2位タイの記録となる。

鹿児島県で記録的短時間大雨情報 宮崎県では数十年に一度の大雨

 台風16号の接近に伴い、九州南部を中心に大雨となっていて、特に宮崎県北部では降り始めからの雨の量が300ミリを超えているところがある。気象庁は、日向市と都農町で数十年に一度の大雨となっている地域があると発表した。
 また、鹿児島県では20日0時までの1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられるため、気象台は記録的短時間大雨情報を発表した。この地域周辺では朝7時前後まで激しい雨が続くおそれがあるため、土砂災害や河川の増水・低地の浸水などに厳重な警戒が必要だ。

【数十年に一度の大雨】
宮崎県日向市・都農町
[20日午前0時半までの24時間雨量]
・日向市 373.0ミリ
・西都市 279.0ミリ
・都農町 273.5ミリ
・延岡市 267.5ミリ

【記録的短時間大雨情報】
[鹿児島県]
■20日午前0時までの1時間
・枕崎市付近 120ミリ以上
・南さつま市付近 約120ミリ
・南九州市付近 約120ミリ

■20日午前0時半までの1時間
・南九州市付近 120ミリ以上
・鹿児島市南部付近 120ミリ以上
 記録的短時間大雨情報は、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため、警戒が必要となる。

台風の今後の進路予想

 台風はこのあとも太平洋沿岸を西に進むとみられ、昼前後には四国付近、夕方前後には紀伊半島付近へと達する見込みだ。これらの地域でも、大雨や暴風・高波などに警戒が必要になる。

最終更新:9月20日(火)0時49分

ウェザーマップ