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「迷信活動」に夢中になった点を問題視 地方幹部追放 中国・共産党が処分

西日本新聞 9月20日(火)11時17分配信

 中国共産党中央規律検査委員会は、重大な規律違反があったとして、天津市の党幹部を党籍剥奪と公職追放の処分にしたと発表した。元幹部はかつて将来を嘱望されていたが、思うように出世できず、宗教や風水など「迷信活動」に夢中になった点などが問題視された。

 処分されたのは、天津市津南区トップである同区党委員会書記だった元幹部(53)。李克強首相ら有力指導者を輩出する共産主義青年団(共青団)出身で、39歳で局長級に昇進。40代前半の時に全国で170人程度しか選ばれない党中央委員候補や、天津市副市長の候補者に名前が挙がるなど高く評価されていた。

 しかし、実際には昇進を果たせず落胆。巨額の仏像を購入したり、風水師に依頼して「自分の権力を強めるお守り」を職場や公用車の至るところに貼り付けたりするなど「虚構の世界」に傾倒するようになった。

 さらに、昇進に有利になるように上司に金品を贈ったほか、離婚の事実を党組織に知られないために前妻と同居生活を継続。企業経営者から金品を受け取ったり、愛人をつくったりするなど不正行為にも手を染めるようになった。元幹部は出世欲が強く「地位の高さこそが人生の成否を示す」と信じていたという。

 共産党は党員の宗教信仰や宗教活動を禁じている。

=2016/09/20付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

最終更新:9月20日(火)11時17分

西日本新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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