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椎名林檎が引き継ぎ式で「東京は夜の七時」を選曲した理由

BuzzFeed Japan 9月20日(火)18時44分配信

9月18日(日本時間19日)、リオパラリンピック閉会式で行われた東京へパラリンピックの旗を引き継ぐ「フラッグハンドオーバーセレモニー」が行われた。企画、演出はリオ五輪のセレモニーと同じ、アーティストの椎名林檎、クリエイティブディレクターの佐々木宏、クリエイティブテクノロジストの菅野薫、振付師MIKIKOの4人が中心だ。
【BuzzFeed Japan / 徳重辰典】

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セレモニーのコンセプトは「ポジティブ・スイッチ」。パラリンピアンだけでなく、他のジャンルでも障害を作用点、ばねとして、多彩な魅力を放つ表現者たちを次々と登場させた。

演出では五輪と同じく、ゲイシャ、ニンジャ、サムライという典型的な日本のモチーフは使わず、現在の日本のポップカルチャーを前面に押し出した。

一方、衣装では、五輪は統一感のあるデザインだったのに対し、パラリンピックでは多様性を表現するため、個々に違いあるポップな衣装が多かったのも特徴的だった。

リオ五輪に引き続き話題を呼んだ椎名の選曲を軸に、8分間のセレモニーを振り返る。

リオ五輪とパラリンピックを繋ぐ選曲

セレモニー序盤、赤一色だったモニターが徐々に日の丸へと変わる。流れる「君が代」は五輪閉会式の際と同じ、作曲家・三宅純氏が編曲したものだ。

東日本大震災への支援への感謝を世界に伝える「ARIGATO FROM JAPAN」。初めて「パラリンピック」という名称を使った1964年東京五輪と2020年東京五輪をつなぐ「1964→2020」。

映像とともに流れるのは椎名林檎が作曲、村田陽一が編曲を手がけた「望遠鏡の外の景色」。五輪時のセレモニーのラストでも同曲は使われており、五輪とパラリンピックのセレモニーをつなぐ。

村田は19日にTwitterで、五輪で使用した曲はジャズバンド「SOIL&”PIMP”SESSIONS」の演奏で新たに編曲、録音したもので、パラリンピックでは椎名林檎のアルバム「逆輸入」に収録されたバージョンであると明かしている。

その後、映像には義足のモデルGIMICOが登場する。日本で初の義足のモデルは写真家のレスリー・キーや蜷川実花の被写体や、ミュージックビデオへの出演などで注目を集めている。

GIMICOの義足が東京を想起させる様々なものへと変化し、最後には東京スカイツリーとなる。

東京五輪組織員会が配布したメディアガイドによれば、この演出には「この東京と共に力強く生きる彼女らの多様性、可能性を表している」との意味が込められている。

人々の視線は会場へと戻り、GIMICO、椎名林檎ファンにはおなじみのダンスユニット「AyaBambi」によるパフォーマンスが行われる。流れるのは椎名が歌う「決定的三分間」。妖艶さも漂う楽曲は、かつて栗山千明に提供した曲のセルフカバーだ。

会場が暗転し、登場したのは義足のダンサー大前光市。

誇りをもって自らを「かかしのダンサー」と称する大前は、ベーシスト鳥越啓介が作曲した「原初の嘆き」が流れる中、光る短い義足を使い、世界で大前にしかできないパフォーマンスを見せる。

大前のダンスと後ろに流れる映像はシンクロしており、ダンスの動きに合わせ東京の街が自在に動いた。

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最終更新:9月20日(火)20時47分

BuzzFeed Japan

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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