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アウトドア感覚楽しむスーパー銭湯、熊谷にオープン 男性客に狙い

埼玉新聞 9/20(火) 10:30配信

 埼玉県内で温浴施設を展開する温泉道場(ときがわ町)は、熊谷市久保島に県内4店舗目となる施設「おふろcafe bivouac(ビバーク)」を10日にオープンした。コンセプトは館内にいながらアウトドア感覚を楽しむ「グランピング」で、これをテーマにした温浴施設は珍しいという。アウトドアへの関心が高い30~50代の男性をターゲットに、年売上高約4億円を目指す。

 新店舗は、1988年から同地で宝飾品販売のナガホリ(東京都台東区)が運営してきた日帰り入浴施設「サイタマ健康ランド」の後継店舗。6月末にナガホリから温泉道場に事業譲渡され、建物を約1億円をかけて改修を行った。

 店舗は2階建てで、延べ床面積は約3300平方メートル。1階には入浴場のほか、木の上にある家をイメージした中2階の個室「ツリーハウス」と暖炉を設置した。2階のレストランなどには大型のテントを配置した。

 最近人気のあるボルダリングも導入、高さ5メートルのボルダリング壁を設置した。今後は専門の講師による練習を週3回行い、誘客につなげる。

 レストランでは鉄板で焼いた厚切りステーキのほか、ダッチオーブンで調理した魚料理などキャンプをイメージした料理を提供。館内全体でアウトドア感を演出する。

 地域密着の活動にも力を入れる。同社は7月に同市を本拠とする、プロ野球BCリーグの武蔵ヒートベアーズの公式スポンサーになった。今回のオープンには、球団専属チアリーダー2人を店舗スタッフとして採用した。来年以降、選手のサイン会やトークショーを館内で実施し、チームとの交流の場にしていくことを検討している。

 ターゲットの客層は、30~50代の男性が中心。商圏は同市、深谷市など車で片道30分圏内を基本的な圏域と想定しているが、県南部や都内からの誘客も狙う。営業時間は午前10時から翌日の午前9時。利用料は1時間580円や終日1380円などを設定、年売上高はこれまでの1・5倍の約4億円を見込む。

 山崎寿樹社長は「地元の人が利用して愛着を感じてもらえるよう、地域密着の運営を心掛けたい」と意気込みを語った。また今後の展開については「関東圏で年2施設程度のペースで、温浴施設の運営を受託したい」としている。

最終更新:9/20(火) 20:05

埼玉新聞

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