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“引越し”でお馴染みアートグループが療育教室を全国展開-乳幼児の発達問題改善支援

日刊工業新聞電子版 9月20日(火)17時3分配信

療育が必要と見られる乳幼児は全乳幼児の約6.5%

 アートコーポレーション(大阪府大東市、寺田千代乃社長)の子会社アートチャイルドケアは、発達に課題のある乳幼児の児童発達支援の専門療育教室「アートチャイルドケアSEDスクール」を全国展開する。5年後に首都圏や関西、中部地域の中核都市などを中心に約50カ所の開設を目指す。

 同教室は1歳半から小学校入学前で、会話が十分できないなど発達に課題のある乳幼児を対象に療育する施設。7月に埼玉県朝霞市に1号施設を開設し、10月には奈良市にも開設する。2017年2月に札幌でも開設する予定のほか、2カ所での開設を検討している。

 同教室には児童発達支援管理責任者のほか、保育士、音楽・作業などの療法士、福祉士を配置。自治体への申請方法、プラン作成などの相談に応じる。契約後は同教室に通い各種遊具やカードゲームで感覚や運動リズムを療育する。また同社顧問で、子供の睡眠と発達医療を研究する三池輝久熊本大学名誉教授の指導の下に、睡眠を正しくとることで発達問題を改善に導く「眠育」プログラムにも必要に応じて取り組む。利用は行政から受給者証を発給されると本人負担が1割、1回に付き1000―1300円で療育を受けられる。

 療育が必要と見られる乳幼児は全乳幼児の約6.5%を占め、そのうち児童福祉施設などを活用する割合は10%弱と言われている。同社が運営する全国180カ所の認可保育園でもこうした悩みを持つ親がいるため保育園と連携して療育を進めていく。

最終更新:9月20日(火)17時3分

日刊工業新聞電子版