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卜部功也が大雅をKOしてリベンジ成功!スーパー・フェザー級トーナメント優勝で、次は「兄・弘嵩」とのリベンジマッチへ

バトル・ニュース 9/20(火) 14:55配信

 9月19日、東京代々木第二体育館にて「K-1WORLDGP2016 IN JAPAN~スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント」が開催された。

 60kg世界最強を決めるべく、世界中から集められた4人の強豪と、日本トーナメント優勝の大雅(たいが)や同階級のK-1世界王者の卜部弘嵩(ひろたか)ら日本の4選手が1回戦で激突。「1回戦で日本人が全滅する可能性もある」(前田憲作プロデューサー)という混戦模様だったが、ふたを開けてみれば勝ち抜いたのは8月に20歳になったばかりの大雅(たいが)と、元K-1世界王者の卜部功也(こうや)。奇しくも今年4月の日本トーナメント決勝戦と同じ顔合わせとなった。
 前回は大雅が勝利して「19歳(当時)の日本王者」と注目を浴びた。今回も大雅は1回戦で強豪ハビエル・エルナンデスをボディ攻撃で戦意喪失に追い込むなど絶好調。しかし、今回は功也が一枚上だった。
 「前回の反省をふまえて、1回戦からダメージを押さえて戦った」という功也は序盤から圧力を掛けて大雅を追い込むと、右のショートフック連打から左ストレートでダウンを奪う。さらにダメージの残る大雅から立て続けにダウンを奪い、わずか1分31秒でKO。日本トーナメントのリベンジを果たすと共に、世界トーナメントを制した。

 試合後、功也は「4月に負けたことが今までにないぐらい悔しくて、とにかく練習しました」という。フィジカルを鍛えてパンチのパワーアップに成功。「とにかく倒さなきゃ勝てない、パンチで倒せたらもっと楽に勝てる、と思って上半身を徹底的に強化しました。パンチ力もついたなと思ったんで、今回パンチは思い切り振り抜きました」。功也のパンチでKO負けをした大雅は「久しぶりに(パンチが)効いちゃった。相手の方が強かった。とにかく悔しいです」と唇を噛みしめた。
 功也は「大雅君のおかげで強くなれました。あの年齢で『魅せる試合』をするのは本当に凄いです」と相手を称えた。その功也もまだ26歳。前田憲作プロデューサーは「大雅選手も功也選手もどんどん伸びている。今日見て、これからもっともっと強くなるな、と思いました」と二人の成長を喜ぶ。

 現在、スーパー・フェザー級世界王座は兄・弘嵩が保持する。今回のトーナメント優勝で弟・功也が挑戦権を得たことにより、昨年11月以来の卜部兄弟による「兄弟間タイトルマッチ」が実現することになる。前回、弘嵩にKO負けをして世界王座を陥落した功也はまたもリベンジマッチに臨むこととなる。
 功也は「このトーナメントだけに賭けてきたので、今はまだ考えられないです」と兄への挑戦について明言を避けたが、前田プロデューサーは「このトーナメントは弘嵩選手への挑戦権が掛かっている。一番に挑戦権のあるのは功也選手だと思います」という。
 実の兄と弟の手加減なしの殴り合いがまた実現してしまうのか。あの時は、観客席で見守る両親はもちろんのこと、会場全体が「卜部さんちの親族」と化して「もういいよ!」「もうやめよう!」というムードになったわけだが。
 果たして、禁断の「兄弟げんか」が再現されるのか。今後の発表に注目したい。

(スポーツライター茂田浩司)

最終更新:9/20(火) 14:55

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