ここから本文です

待ち焦がれていた運命の再会/ルノー 新型 トゥインゴ試乗レポート

オートックワン 9/20(火) 19:10配信

待ち焦がれていた、ファム・ファタールとの再会

ずっと待っていた。

・・・で、このあとに『運命の人を。』なんて一文が入ればいかにもシネマっぽい仏文学の薫りが立ち上がるのだろうけども、残念ながらお話はルノーの新型「TWINGO」(トゥインゴ)のほうにシフトする。でもある意味、個人的には運命の人よりもこのクルマの登場を待ち望んでいた。

ルノー トゥインゴ 画像ギャラリー[写真70枚超]

だってもう、見てくださいよこのフォトジェニックさ!

断然可愛らしい。しかしどこかキリっとした佇まいをも垣間見せ、ダラダラにただ甘いだけではない、上質のチョコレートみたいなビターさを併せ持つ絶妙のルックスで登場したのだもの。

甘いムードに内包される力強さ

そう、時代はただ甘いだけではダメ、ファッションだってどこかヒネリの効いたエッジを求める傾向にある。原宿にたむろする、全身パステルカラーの「ゆめかわいい」系女子が好んで目玉や流血などのホラーモチーフを選ぶように、ベタベタに甘ったるいだけでは胸焼けしちゃうのだ。

随所に円のモチーフを多用し、柔らかい印象を演出しつつも大型のエアインテークやリアフェンダーの張り出しでしっかりと「フランス流」の走りを期待させ、そこだけ切り取れば車体全体のデザインからはちょっと意外なほどに強い目力=フロントライトで強さをアピールする。

あえて黒のアクセントカラーを選んでくるあたり、いかにもルノーらしい

その左右のフロントライトから繋がるガーニッシュの中央に鎮座するのはもちろんルノーブランドの象徴「ロサンジュ」(フランス語で“菱形”と言う意味。フランス語にするだけでなんとなく美味しい洋菓子のようになるマジック炸裂な語感!)のエンブレムなのだけど、このガーニッシュをはじめその下のエアインテーク、サイドパネル、そしてルーフ、リアドアなど、かなりの分量でパリジャンが最も愛する色である「黒」を多用しているのも興味深い。こういう、パステルをボディーカラーにラインナップする甘い系カーのツートンカラーには、得てして白を組み合わせがちだ。それをキリっと黒を投入して引き締めてきたあたりがルノーらしい。

コントラストの強いパステルとブラックの組み合わせは、分量を少しでも間違うと野暮ったくなったり時代遅れになっちゃったりするのだけど、どうよこれ。自分が作ったわけでもないのになんとなく誇らしい気分になるのはなぜ。それくらい完成度高いってことなんじゃないの。

1/4ページ

最終更新:9/20(火) 19:10

オートックワン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。