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【ブラジル】03年以来の低水準 VWの生産停止が響く

サンパウロ新聞 9/20(火) 4:41配信

 自動車メーカー各社で作る全国自動車工業会(Anfavea、自工会)の6日発表によると、2016年8月のブラジル国内の自動車生産台数は、乗用車と軽商用車、トラック、バスを合わせて17万7726台だった。15年8月に対して18.4%減、前の月に対して6.4%減。8月の生産数としては、13万台にとどまった03年以来の低水準。
 16年1~8月累計の生産数は138万台。15年同時期に比べて20.1%少なく、1~8月の数としては137万台だった04年以来の少なさだ。
 同日付伯メディアによると自工会のアントニオ・メガレ会長は、部品供給会社とのいざこざに起因するフォルクスワーゲン(VW)の生産停止が8月の生産落ち込みの主な要因だとし、「仮にこの会社(VW)が通常通りの生産を行っていたら、数字は20万台に近いところかそれ以上になっていた」と説明する。
 8月に生産された17万7726台のうちの4万200台は輸出された。輸出台数は、15年8月に対しては16.7%伸びたが、今年7月を11.8%下回った。16年1~8月累計の輸出台数は前年同期比19.6%増の31万2400台。自工会は年間の輸出目標を50万7000台としているが、今のペースではそれには届かない。50万7000台を達成するには月平均4万2250台を輸出しなければならないが、8月までの平均輸出台数は3万9050台にとどまっている。
 メーカー各社の雇用数は相変わらず減少し続けているが、その減少ペースは落ちてきている。今年8月末時点での直接雇用者の数は15年8月末時点に比べて6.2%少ない12万6000人だった。また、8月末時点で一時解雇(レイオフ)されている労働者は2500人、雇用保護プログラム(PPE)の適用によって労働時間が短縮され給与がカットされている労働者は1万9800人だった。

最終更新:9/20(火) 4:41

サンパウロ新聞