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養蜂通じ自然学ぼう 10月から体験行事 ソレイユの丘

カナロコ by 神奈川新聞 9月20日(火)9時6分配信

 ミツバチを通して自然環境を学ぶ「はち育」が10月から、横須賀市長井の長井海の手公園ソレイユの丘で始まる。普段はあまり見られない養蜂の現場を小学生らの体験学習に活用してもらう。数万匹のミツバチや蜂蜜製造の過程を間近で観察できる。

 相模湾に面し温暖で季節ごとの花が美しい土地柄を学習に生かそうと、同公園スタッフによる育成チームが4月から準備を進めてきた。葉山町の養蜂家から入手した三つの群れを、群れごとに三つの巣箱で飼育し健康チェックなどを続けた。一つの群れの個体数は時期により1万~3万匹だという。

 5月から蜂蜜の採取を始め、8月までに計約50キロになった。行動半径約2キロとされるミツバチは公園内や周辺に咲く春の菜の花、夏のヒマワリなどから蜜を集めたとみられる。採取の時期により琥珀(こはく)色の濃さや香りが微妙に異なる。

 同公園の宮元隆さんは「一般の人が養蜂のプロセスを学べる場所は珍しい。農薬に敏感な生態も伝えていきたい」と話す。

 初の「はち育(採取体験)」は10月22日、同公園で開かれる。定員は小学生限定30人で参加費は500円。問い合わせは、同公園電話046(857)2500。

最終更新:9月20日(火)9時6分

カナロコ by 神奈川新聞