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韓国与野党、北朝鮮の水害への支援をめぐり激しく対立

ハンギョレ新聞 9/20(火) 7:46配信

与党の一部からも「水害支援」の声が

 北朝鮮の5回目の核実験による対北朝鮮制裁とは別に、大規模な水害に遭った北朝鮮に政府レベルの人道的支援を並行しなければならないという声が、野党から一斉にあがった。セヌリ党は「北朝鮮の核放棄宣言が優先されるべきだ」として、野党の主張を批判したが、与党の一角からも「条件を付けてはならない」という主張が出ている。

 19日、野党3党は「金正恩(キムジョンウン)政権と北朝鮮の住民は区分しなければならない」として、制裁による緊張を解決する鍵として、北朝鮮に対する人道的支援を行うことを政府に求めた。共に民主党のウ・サンホ院内代表は党最高委員会議で、「過去の極端な対峙状況でも南と北が互いに水害被害を支援した先例がある」としながら、「北朝鮮当局と水害を被った住民を分離し、私たちにできることをしなければならない。直接支援が難しければ、国連機関を通じた(間接)支援もできる」と主張した。共に民主党のキ・ドンミン院内報道官は「挑発を繰り返す北朝鮮当局の行動からして、政府が全面的な支援に踏み切れないのは、十分理解できる」としながらも、「国連安全保障理事会の制裁決議案や韓国政府のいかなる制裁も、人道的支援だけは例外にしている」として、政府の前向きな態度を求めた。

 国民の党のチュ・スンヨン非常対策委員長職務代行は非常対策委会議で、「北朝鮮の水害復旧、人道的支援のための接触を機に対話の道を模索すべきだ」と主張した。シム・サンジョン正義党代表も、党常務委会議で「ならずもの国家(北朝鮮)の住民たちは、災害が残した飢餓と病魔の中に放置されている。北朝鮮がならずもの国家という点は、支援してはならない理由ではなく、支援が切実な理由」だと主張した。

 セヌリ党は同日午後5時過ぎに公式の立場を表明した。キム・ヒョンア報道官は書面でのブリーフィングで「北朝鮮が韓国政府に公式の支援要請を行っていない状況で、共に民主党が政府の直接支援を主張したことには失望を禁じえない。核実験と挑発で、国民の不安が高まっている状況で、対北朝鮮支援が難しいということを認めつつも、支援を圧迫することはつじつまが合わない要求」だと批判した。キム報道官は「核放棄」を先決条件として掲げているが、「国際機構を通じた人道的かつ間接的な支援には賛成する」と明らかにした。

 一方、セヌリ党のハ・テギョン議員は、フェイスブックに掲載した文で「水害支援のための南北会談」の必要性を取り上げ、「朴槿恵(パククネ)大統領に北朝鮮の水害を機に、金正恩(委員長)と北朝鮮の住民を分離して対応する『対北朝鮮広幅政治』を展開することを要請したい」と主張した。ウォン・ヒリョン済州(チェジュ)道知事もMBC(文化放送)のラジオ番組でのインタビューで「人道的支援には条件をつけてはならない」と指摘した。

キム・ナムイル、ユン・ヒョンジュン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:9/20(火) 7:46

ハンギョレ新聞

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