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「マーシャルの横断は指示していない」とFIAが主張。再発防止に努める

オートスポーツweb 9月20日(火)13時20分配信

 F1シンガポールGPのリスタート時、メインストレート上を横切ったマーシャルは、正規の手順に従っていなかったとFIA側が主張している。

セーフティカーの原因となったヒュルケンベルグのクラッシュ

 ニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツJr.はスタート直後に接触。ヒュルケンベルグはピットウォールにクラッシュし、セーフティカーが導入された。2周のセーフティカーランの後でレースはリスタートとなったが、ひとりのマーシャルがコース上に現れ、トップを走行中のニコ・ロズベルグの前を横切った。

 FIAの手順では、リスタート前にはレースコントロールが「トラッククリア」を3度宣言することを必要となっており、競技長はコース上にデブリやマーシャルが残されていないことを確認しなければならない。しかしシンガポールでは3度目の宣言が出された後に、オフィシャルがマーシャルにコースに出るよう指示を出し、このときマシンはストレートに向かっていた。

 FIAのスポークスマンは、FIA側は正しい手順に従っていたが、シンガポールの競技長とスタッフが「正しく実施していなかった」としており、以下のように述べている。

「事態を非常に重く見ている。ひとりの人間を責めようとは思っていない。二度と同じ事態が起きないようにしていかなければならない」

 メルセデスのトップであるトト・ウォルフはこの出来事を危険だと考えているが、各チームはFIAに早い段階でのリスタートを要求していたと言う。

「とても危険だった。しかし、素早くリスタートしてくれたレースコントロールは賞賛に値する。いつまでもセーフティカーの後ろを走るのではなく、こうしてもらいたいと頼んでいたんだ。そのせいで清掃中のマーシャルがひとり、コース上に残されることになったのかもしれない。こういうことが起きることもあるが、誰も傷つくことがなくて本当に良かった」

 今回のレースで勝利を上げ、ドライバーズランキングトップに躍り出たロズベルグは、こう語っている。

「時速300kmで走行中に、(コース上で)前を横切る人がいるのを見るのは、まったく良い経験ではなかった。だから確実に安全に行けるように走っていた。ただ、彼は僕らが来ているのが見えていなかったと思うから、その瞬間はぞっとしたよ。間違いなくタイムはロスしたね」

[オートスポーツweb ]

最終更新:9月20日(火)13時20分

オートスポーツweb

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