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台風16号、温帯低気圧に…各地で浸水相次ぐ

読売新聞 9月20日(火)21時25分配信

 台風16号は、20日未明に鹿児島県・大隅半島に上陸した後、同日午後に和歌山県の紀伊半島に再上陸し、太平洋側の地域を中心に各地で浸水被害などが発生した。

 台風は同日午後9時頃に温帯低気圧に変わったが、気象庁は引き続き土砂災害や川の氾濫の危険性があるとして、警戒を呼びかけている。

 同庁によると、今年上陸した6個目の台風。1951年の統計開始以来、90年と93年に並ぶ2番目の多さとなった。最多は2004年の10個。

 宮崎県日向市では20日、24時間雨量が観測史上最多となる578ミリを記録。鹿児島県垂水市では、磯脇川にかかる国道の橋が橋脚ごと流された。

 愛知県清須市では20日午後6時半頃、冠水した道路に車が水没しているのが見つかった。車内の女性(69)は病院に搬送されたが、意識不明の重体となっている。

 兵庫県宝塚市では20日夕、川べりでボール遊びをしていた近所の男児(6)が川に流されたと119番があった。当時、川は増水していたという。

 長野県大町市の北アルプス・湯俣岳(2379メートル)では20日午前、愛知県江南市の無職馬場幹雄さん(66)が増水した川に流され、行方不明になった。このほか、総務省消防庁の同日午後7時30分現在のまとめによると、兵庫県や大阪府など9府県で25人が重軽傷を負った。

最終更新:9月21日(水)1時12分

読売新聞