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中川元市議 事務員への指示否定 5人の政活費74万円引き出し

北日本新聞 9/20(火) 1:11配信

 富山市議会の最大会派・自民党の5人の政務活動費74万5千円が、元市議の中川勇氏(69)=清水元町=が持っていた白紙の領収書で引き出された問題で、中川氏が19日、記者会見した。5人の政活費を銀行で下ろすよう事務員に指示していないと明言。一方、5人は「全く知らない」などとしており、現金の引き出しを依頼したのは誰か、5人が関与しているかどうか判然としないまま終わった。

 中川氏は地元の長江公民館で会見し、問題の金を事務処理した会派事務員の代理人弁護士が同席した。

 会見によると、中川氏は2013年4月下旬、事務員の机の上に5人分の現金が封筒に入れて置いてあるのを見つけ、持ち去った。事務員には「みんなに渡しておくよ」と伝えたという。

 現金を手にした際、合わせて74万5千円があったことから、白紙の領収書に金額を書き込み、処理しておくよう指示した。指示先は「その場に事務員も市議も何人かいたが、誰に言ったかは覚えていない」。不正を会派内の複数の議員が把握していたともとれる発言をした。

 5人には現金を取ったことを伝えなかったと話し、後でトラブルにならなかったのか問われると「そういうことはなかった」と強調した。

北日本新聞社

最終更新:9/20(火) 1:11

北日本新聞