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熱帯のチョウが紀南で発生

紀伊民報 9/20(火) 17:00配信

 熱帯のチョウ「クロマダラソテツシジミ」が、和歌山県紀南地方で多く発生している。

 このチョウは本来、南アジアや東南アジアなどの熱帯地域に生息している。県内では、2008年夏に太地町立くじらの博物館の周辺道路に植えられているソテツに発生。その後、国道42号伝いに北上し、今では白浜町や田辺市でも見られるようになった。

 羽を広げても2・5センチ前後の大きさ。幼虫は全長1・5センチほどで赤系と緑系の2色がある。幼虫はソテツの新芽を食べる。今年は白浜町でも新芽を食べられたソテツが目立っている。

 県立自然博物館は「自力での飛来か、人為的な放逐かは判断できないが、和歌山において完全に定着する可能性は今のところ低い」とみている。成虫は11月末ごろまで見られるという。

最終更新:9/20(火) 17:00

紀伊民報