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海外でも口熊野マラソン人気

紀伊民報 9月20日(火)17時1分配信

 和歌山県上富田町で毎年2月にある「紀州口熊野マラソン」が海外からも注目されている。来年2月の第22回大会には、香港から旅行を兼ねて約50人が参加する予定。地元の関係者は「町の良さを世界の人に知ってもらえる機会になる」と期待し、外国人の受け入れ準備を始めた。

 口熊野マラソンにはフル、ハーフ合わせて町外を中心に約5千人が参加する。海外からは韓国・ソウルのランニングクラブに所属する35人ほどのグループが毎年参加しているほか、今年の大会には香港のスポーツ店が主催したツアーで約30人が初めて参加した。香港のグループは紀南の宿泊施設に5泊して高野山や熊野古道なども巡った。

 香港ではマラソンやウオーキングの愛好者が増えているという。口熊野マラソンは地域を挙げての応援や自然風景が香港の参加者から好評で、ツアーの主催者が8月、スポーツ旅行を専門とした会社を設立。来年2月の口熊野マラソンの参加と県内観光を兼ねたツアーを初のイベントとして企画し、参加者50人程度を募集する。

 この旅行会社の社員1人がこのほど、上富田町を視察した。地元ガイドの案内で世界遺産に追加登録される予定の八上王子跡(八上神社)や稲葉根王子跡などを巡り、ヤマモモジュース作りやヒョウタンの絵付けを体験した。ツアーに体験などを組み込みたいという。

最終更新:9月20日(火)17時1分

紀伊民報