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太宰治 ゆかりの地を紹介/NPOがマップ作成

Web東奥 9月20日(火)11時23分配信

 青森県つがる市のNPO法人つがる野文庫の会(平川智枝子理事長)が、同市ゆかりの文学や石碑など文化面からの観光にスポットを当てた新たな観光ガイドマップを作製した。長谷川勝則事務局長は「文化も観光資源。つがる市の文化や歴史に触れるきっかけとなり、誘客につながれば」と期待を寄せる。完成を記念し27日には「市内散歩バスツアー」を行う。
 「つがる市文化観光散策ガイド」と名付けた冊子は、B5判八つ折りで、木造地区にあるポプラ並木の夕景が表紙。今月8日に2千部が完成、JR木造駅や市役所、松の館などで入手できる。
 冊子の計画は「作家太宰治ゆかりの地をアピールするためにスタートした」と長谷川事務局長。「修ちゃ、木造に下車ス」と題した特集を組み、小説「津軽」を頼りに訪れる人の参考になるよう、小説に記された木造駅、警察署、父の生家を現在と昔の写真で紹介している。
 また「石や像に刻まれた人物」と題した特集では、作曲家の上原げんと・賢六兄弟、「天文月報」初代編集主任を務めた天文学者一戸直蔵をしのぶ石碑のほか、弥三郎節発祥地の碑などを掲載。ほかに、同市が舞台の文学作品、ロケ地となった映画も紹介している。
 完成記念に行う27日のバスツアーでは、ガイドマップを頼りに太宰の歩いた木造駅周辺を散策し、高山稲荷神社、チェスボロー号遭難慰霊碑、上原兄弟の石碑がある銀杏ケ丘公園を巡る。参加費千円。参加申し込みは同会の松木文子さん(電話090-7326-6017)へ。

東奥日報社

最終更新:9月20日(火)11時23分

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