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メルケル首相、移民政策の誤り認める-ベルリン市議選で記録的な敗北

Bloomberg 9月20日(火)3時56分配信

ドイツのメルケル首相率いる与党、キリスト教民主同盟(CDU)がまたしても、地方選挙で国民の厳しい評価を突きつけられた。18日に投開票が行われたベルリン市議会選挙では、反移民を掲げるポピュリスト政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が既存政党から支持者を奪う一方、CDUは同市議選では戦後最悪の結果に見舞われた。

ベルリン市議選では連邦議会でCDUと連立を組む社会民主党(SPD)が勝利し、CDUは第2党となった。だが両党合わせた議席数は選挙前から約4分の1減り、過半数を割り込んだ。AfDは約14%の票を獲得、最近支持を回復しつつある反資本主義の左派党、環境政党の緑の党に続く第5党に食い込んだ。

ドイツでは昨年の亡命希望者数が過去最多に上った。これで支持率が低下したメルケル首相やCDUとは対照的に、AfDは地方選挙で相次ぎ成功を収めている。

今回の選挙結果を受けて記者会見を開いたメルケル首相は、移民流入が始まった当初から唱えてきた「ドイツはこれを乗り越えられる」との言い回しをもはや使わず、危機の対処に誤りがあったことを認めた。

同首相は全国にテレビ中継された記者会見で「この言葉はあまりにも多くの意味に解釈された」と指摘。批判的な向きにはある種の「挑発」になってしまったが、「決してそのような意味ではなかった」と釈明し、今後は使いたくないと語った。

原題:Merkel’s Party Suffers Worst Berlin Loss of Postwar Era (2)(抜粋)Merkel’s Mea Culpa on Refugees Aimed at Wooing Back Voters (1)(抜粋)

Arne Delfs, Patrick Donahue

最終更新:9月20日(火)3時56分

Bloomberg

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