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【個別銘柄】タカタと東製鉄急落、ガスや通信は高い、Fリテイリ安い

Bloomberg 9月20日(火)11時55分配信

20日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

タカタ(7312):前営業日比12%安の374円。エアバッグ問題からの再建を目指す同社のスポンサー候補を選ぶ入札で、この入札に参加する少なくとも3社が法的整理の適用を選択肢に挙げていることが分かった。タカタは私的整理を目指してきたが、複数の参加企業は今後生じる負債や訴訟などの法的責任への懸念から、より透明性の高い法的整理も検討したいとしている。

東京製鉄(5423):9.1%安の702円。H形鋼の9月の販売価格を7万2000円から6万5000円に引き下げると午前10時に発表した。立花証券の入沢健アナリストは、鋼材受注が想定より弱く、今後H形鋼の販売価格の引き上げが可能とみていた向きにとっては暗雲立ち込めるような状況、と分析している。

原油関連:石油資源開発(1662)が1.8%安の2079円、国際石油開発帝石(1605)が1.4%安の826.7円など。ニューヨーク原油先物はアジア時間20日の時間外取引で一時42.96ドルまで下落、これが嫌気されたもよう。19日の通常取引では43.30ドルと反発していた。

大手ガス:東京ガス(9531)が2.7%高の470.9円、大阪ガス(9532)が3.5%高の427.3円、東邦ガス(9533)が3.3%高の945円。野村証券は16日付リポートで、電力大手が2017年4月の自由化でガス小口分野への参入を計画しているものの、ガス大手のシェア低下は小幅にとどまる可能性があると分析した。各家庭を訪問する人員の不足、大手ガス会社が申請した託送料金(パイプライン使用料)の高さが電力会社の参入を拒むとみている。

情報・通信:KDDI(9433)が1.7%高の3067円、NTTドコモ(9437)が1.7%高の2559円など。野村証券は16日の通信大手3社のイベントで新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)7」の予約数が過去最高に達したことが明らかにされたとリポートで報告。円高を受けた端末調達原価の低下などで、同機種の端末収支は改善、通信各社の利益にプラス効果をもたらすと分析。各社の投資判断「買い」を継続した。

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最終更新:9月20日(火)15時16分

Bloomberg