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「国際協調による前進」訴え=核なき世界も追求―最後の国連演説・米大統領

時事通信 9月21日(水)0時37分配信

 【ニューヨーク時事】オバマ米大統領は20日、任期最後となる国連総会の一般討論演説を行った。

 国際社会を覆いつつある大衆主義や宗教的な過激主義などを拒否し、2009年1月の就任以降、一貫して追求してきた「国際協調主義に基づく前進」の継続を訴えた。一方で、内戦での死者が30万人を超えるシリア情勢の外交解決を改めて呼び掛けた。

 大統領はこれまでの「成果」として、国連の枠組みで採択された地球温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」や、安保理常任理事国とドイツが粘り強く交渉した昨年7月のイラン核合意などを列挙。「冷戦終結から25年が過ぎ、世界はかつてないほど暴力が減り、繁栄している」と強調した。

 一方で、「われわれの社会は不安が充満し、国家間の緊張も直ちに表面化する」と指摘。さらに宗教的な過激主義やむき出しの大衆主義は「力強く、国民の不満を映し出している」とも警告した。その上で、米大統領選の共和党候補トランプ氏を念頭に「今日、壁に覆われた国は自らを監禁するだけだ」と批判した。

 国際情勢に関しては、北朝鮮核問題は「私たち全員にとって危険だ」と述べ、核実験の禁止を基本的な規範にしなければならないと訴えた。「核なき世界」の追求にも言及した。また、中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題の平和解決を求めた。 

最終更新:9月21日(水)8時52分

時事通信

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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