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「今日、娘と花火なんで!」さっさと帰宅 超ダイバーシティ職場のリアル

withnews 9月22日(木)7時0分配信

 子育てをしながら働いていると、早く帰らなければならなかったり、子どもが急に熱を出して休まなければいけなくなったり、色々な制限を抱えますよね。こうした課題に対し、「罪悪感を感じさせないことが重要」として環境を整え、女性社員が活躍している企業があります。一体、どんな職場なのでしょうか。

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その1 子どもが寝てから仕事 在宅勤務のシステム徹底

 今回、紹介する企業はロバート・ウォルターズ・ジャパンです。2カ国語以上話せる人材を企業に紹介しています。

 社員は約220人で、うち半数が日本人。外国人も含め28カ国の国籍の社員が働く、超ダイバーシティ(多様な)企業です。女性社員の割合は5割、女性管理職の割合は31%です。帝国データバンクが今年7月、全国1万社を対象に行った調査では、女性管理職の割合が平均6.6%だったので、活躍する女性がとても多いことがわかります。

 さて、その秘密は。

 「社にいなくても仕事ができるシステムがある。罪悪感無く、いつでも休める態勢が重要です」

 6チーム、約30人の部をまとめるインド人のラチャナ・ラトラ部長は話します。

 ラトラさんは昨年、アメリカに本社のある企業の人材紹介プロジェクトを担当。時差の関係で、3歳の長女を寝かしつけた午後9時に、自宅でアメリカの本社とのやりとりをしたそうです。

 仕事のデータは、自宅のパソコンからアクセス可能。子どもが熱を出して午後は自宅にいなければいけない、あるいは水ぼうそうにかかって長期間会社に出られない、といったときにも、自宅で仕事をできるシステムが役に立つといいます。

 チームで支える仕組みも整っています。仕事のデータはすべて、会社のクラウドシステム上に保存。自分のパソコンのデスクトップには保存できません。こうすることでチームで情報を共有できるため、顧客からの問い合わせに対応するなど、他の社員でサポートしあうことができるのだといいます。

 「自分の会社にこんなシステムは整っていない」と嘆く人も多いかもしれません。まずは、SNSやメールなどを活用したり、上司をつついたりして、チームでの情報共有から始めるのはどうでしょうか。在宅勤務については、国が推進する方針。あなたの職場に導入される日もくるかもしれません。

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最終更新:9月22日(木)7時0分

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