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ハイカットスニーカーを履きやすく、脱ぎやすくする「ズービッツ」を衝動買い!

アスキー 9月21日(水)12時0分配信

今回衝動買いしたものは「ズービッツ」というスニーカー用アイテム。靴ヒモを手間を省いてくれる便利な製品だ

 個人的に昔はよく使っていたけど、昨今はまったく使っていないものにスニーカーがある。
 
 中でもハイカットスニーカーはどうも自分の足の形状に合わないのと、履いて外に出かけるまでに時間がかかるのが問題だ。常に出かける前はバタバタするので、ついつい面倒でほとんど使わないまま下駄箱の肥やしになっていた。
 
 そして、あれから数年以上が経過した先日、鳴り物入りで登場した「コンバース×ドラえもん チャックテイラー」のハイカットスニーカーを再登板させてくれるような便利なアイテムを発見した。
 
 「zubits」(ズービッツ)という商品で、その効能は日本語になりにくい「マグネットシューズクローザー」というものだ。
 
 簡単に言ってしまうと、靴ヒモを結ぶことなくマグネットの力で同様の効果をクイックに出すアイテムだ。
 
 ご多分に漏れずKickstarterで登場し、国内ではMakuakeが販売支援している。すでに2年ほど前から国内外のネットショップでは販売されているのでご存じの読者諸兄も多いだろう。すでに多くの中国製コピー商品や同じ機能の競合商品も市場には登場している。
 
 今回、筆者は数年以上前に買った、使わないまま保存していたハイカットスニーカーに取り付けてみた。
 
「ズービッツ」があれば玄関でモタモタしなくて済む!?
 筆者の購入した商品はズービッツのS・M・Lと3サイズある中のMサイズで、説明文によると9歳以上~大人でランニングをする人やジムでのレッスンをする人向けらしい。筆者には十分だ。
 
 基本的にサイズの違いはズービッツ本体の大きさと磁力の差だ。筆者の購入したMサイズは6kgの引張力に耐える。
 
 サイズの違いと同時に6色のお好みカラーを選択可能だ。筆者は白っぽいハイカットスニーカーなので無難なグレーを選択した。
 
 購入者がズービッツを取り付ける前に最初に考えないとイケないのは、ズービッツ本体の3つの穴にスニーカーのどの部分のヒモを通すかだ。
 
 ハイカットじゃないスニーカーであれば、絶対に最後の結び目から数えて3ヵ所の部分をズービットに置き換えるだけで完了だ。
 
 しかし、実際にやってみて、ハイカットスニーカーの最上段の3ヵ所をズービットに置き換えるだけでは、筆者の場合はほとんどクイックでスムースな履き心地にはならず、相変わらず玄関先で今までと大差ないスニーカーとの格闘になりそうだった。
 
 そんなこんなで、筆者の場合は、最上段のヒモ穴を使うことを諦めて捨て穴とし、その下の3つの穴をズービッツで置き換えることにした。
 
ヒモは少し余裕を持たせるのがコツ
 実際の作業はそれほど面倒ではなく、普通にスニーカーのヒモを下から編むように上がってゆき、目的の穴位置に来れば、スニーカー本体のヒモ穴の代わりに、分離させたズービッツの3つの穴に通すだけだ。
 
 タイトな状態ではなく、多少ヒモに余裕を持たせた形で編み上げてゆくのがコツだろう。ひとまず片方を仕上げたら、同じ要領でもう一方も仕上げてしまおう。
 
 スニーカーに限らず、矛盾するようだが、靴は、左右の統一感とバランス、そしてバラバラの余裕のいずれもが大事な履物だ。
 
 最後まで編み上げたら、あまった靴ヒモはひとまずそのままにしておこう。一度、両方のスニーカーを履いてみて、特に先端部分のヒモの締り具合を緩めに調整してから、ズービッツの部分を余裕を持たせて設定する。
 
 最終的にヒモの長さのあまった部分は、以前のようにリボン状に可愛く結んで長さの余裕として残しておくことはできず、不要な余裕部分を残すことなく、きっちりとカットしてしまわなければならない。
 
 単にカットしただけでは、ヒモが自然と緩んで抜けてしまう可能性があるので、ヒモの終端はスニーカーの内側に団子結びにして抜けないようにするか、付属のアンカーと呼ばれるパーツを使ってスマートに仕上げるかいずれかだ。
 
 筆者の場合、一回結んだ程度の団子結びでは、簡単に抜けてしまうサイズの大きめの穴だったのと、スニーカーの内側で団子結びがゴロゴロと足首に当たるうれしくない予感がしたので、アンカーを使う選択をした。
 
 団子結びにせよアンカーにせよ、この時点でヒモの絶対的な長さを確定しておかなければならない。実際にスニーカーを履きマグネットでズービッツを固定し、ヒモのカット位置をボールペンなどでマーキングする。
 
 決めたヒモの長さに自信があればいいが、あまり自信がなければ筆者のようにアンカーの後ろ側に多少のヒモの余裕を残してカットするのもアリだろう。
 
 アンカーの後にある程度の余裕を残すほうが、団子結び状態よりは多少格好良いし、ゴロゴロ感も少ないだろう。
 
履きやすく、脱ぎやすい絶妙なバランス
 ここまでくれば、設定はほぼ終了だ。両足で調整済みのスニーカーを履いて家の中や近所をしばらく歩き回ってみよう。
 
 こと履物に関しては、自宅の中を歩いている時と、近所を歩いている時、数キロ離れた場所まで歩いて行く時では、その履き心地感覚は確実に違うので、この後、何度かのヒモのタイトさ加減を調整して完成するだろう。
 
 最終的に筆者の場合、スニーカーの最上段の穴を捨てたのは正解だった。ヘビーなランニングをするわけでもなく、玄関先での履く時のスピードアップと、横断信号が赤になる少し手前で走って渡れればいいだけなので、スニーカーが脱げてしまって困るということさえなければ、履きやすく、脱ぎやすければ満足なのだ。
 
 実際に歩行者信号の青色が点滅した時に走って渡ってみたが、ズービッツのマグネットはその程度ではビクともしなかった。
 
 ちなみに、ズービットはスニーカーを脱ぐ時は、片方の足でもう片方の踵部分を押さえ、脱ぎたい方の足の踵をグッと引き上げれば、手も使わず簡単に脱ぐことができる。
 
 またレディが品良くお行儀よく脱ぎたければ、屈んで左右の指先で一方のスニーカーのズービッツの左右のピースを摘んで捻じれば簡単に分離させることができる。
 
 引っ張る力なら6kgにも耐えるズービッツMサイズだが、捻る力には極めて従順に従う性格なのだ。
 
邪道かもしれないが面白い製品
 ズービッツは、個性的な結び目やさまざまなスニーカーのヒモにこだわりのある人には敬遠されるかも知れないが、合理的で無駄のないライフスタイルの人には向いた商品かもしれない。
 
 ただ、本来のシンプルなスニーカーに使うべき便利アイテムであり、筆者のようにハイカットスニーカーに流用するのは邪道なのかもしれない。邪道はその分、工夫が必要なので、それはそれで面白いと感じられる人ならグッドな商品だ。
 
今回の衝動買い
 
アイテム:ズービッツ(Mサイズ、グレー)
 
価格:直販サイトにて4104円(送料別)で購入
 
T教授
 
 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
 
文● T教授、撮影● T教授

最終更新:9月21日(水)12時1分

アスキー