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NSW、ディープラーニングによる画像解析サービスを提供

BCN 9/21(水) 16:04配信

 日本システムウエア(NSW、多田尚二社長)は9月20日、ディープラーニングによる画像解析サービスの提供を開始した。また、同サービスが安藤ハザマ(野村俊明社長)のトンネル建設現場で地質状況の評価に採用され、試験運用を開始したと発表した。

 今回のサービスは、Googleが開発したオープンソースの機械学習エンジン、TensorFlow(テンソルフロー)を利用してディープラーニングの一種であるCNN法(Convolutional Neural Network)により画像上のコンテンツを認識。複数画像の中から類似性のある画像の自動判別を行うもの。

 先頃実施した安藤ハザマとNSWによる実証実験では、トンネル掘削時の岩盤の強度判定に活用した。岩盤の画像と強度データを数万件学習させることで、8割以上の精度で画像から岩盤強度を特定することが可能となり、トンネル断面の地質の自動評価に特化した「トンネル切羽AI自動評価システム」を共同開発した。

 NSWでは、今回の技術を応用して、今後は岩盤の強度判定だけでなく、製造業での品質管理や機器設備の劣化判定、医療機器の画像解析など、幅広い分野でサービスを提供していく。このサービスは、企業からのニーズに合わせた個別見積りにより、初期投資と運用コストを最適化して提供、3年で100件の導入を目指すことにしている。

 また、現在は画像解析にあたり画像鮮明化、フィルタリングなど事前の処理をソフトウェアで行っているが、今後はFPGAで実現することで高速化、省電力化にも取り組んでいく計画だ。

最終更新:9/21(水) 16:04

BCN

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