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「どこでもドア」で中国人の来日増える? JAL、国際線に「ドラえもんジェット」

J-CASTニュース 9月21日(水)18時33分配信

 日本航空(JAL)は2016年9月21日、ドラえもんを機体に描いた「ドラえもんJET」の発表会を東京・羽田空港で開いた。

【写真】後方ドアには「どこでもドア」。

 ドラえもんJETが就航するのは3回目で、国際線に就航するのは初めて。「ドラえもん」人気が特に高い中国路線を中心に就航させ、現地での知名度を高めて観光客をさらに増加させたい考え。

■機体にあしらったドラえもんの頭にはタケコプター

 これまで、ドラえもんJETは10年と12年の2回にわたって映画のキャンペーンの一環として国内線に登場。今回の機体では、国際線仕様のボーイング767-300型機(237人乗り)前部に、縦4.6メートル、横5.9メートルのドラえもんをあしらった。ドラえもんは頭上にタケコプターを装着しており、飛行機が進む方向にドラえもんが飛んでいるようにも見える。後方ドアには縦2.7メートル、横1.6メートルの「どこでもドア」をデザイン。その隣には、縦4.8メートル、横12.7メートルにわたって東京の街並みを描いた。

 ドラえもんは、中国でも大人気だ。日本で14年8月に公開された映画「STAND BY ME ドラえもん」は15年5月には中国でも公開され、5月31日には、中国で公開されたアニメ映画の1日当たりの興行収入としては過去最高を記録した。

藤子・F・不二雄ミュージアムを「聖地」として訪れる個人旅行者も

 藤子・F・不二雄プロの伊藤善章社長によると、藤子・F・不二雄ミュージアム(川崎市多摩区)には団体旅行の中国人だけなく、2~3人という個人旅行のグループで訪れる中国人も増えているといい、

  「『ドラえもんの聖地』を夢に描いて来ていただいているような感じだ」

と、「ドラえもん」人気の根強さを実感している様子だった。

  「藤子先生も大変飛行機が大好きで、これを見たら、『真っ先に僕が乗りたい』とおっしゃるに違いない」

とも話していた。

 9月21日に日本政府観光局(JNTO)が発表した16年1~8月累計の訪日外国人観光客は前年同期比24.7%増の1605万9500人。15年よりも2か月前倒しで「1500万人超え」を達成した。

 そのうち中国からの観光客は、全体の約27.9%を占める448万4900万人。マレーシアの35.0%に次ぐ、34.0%という高い伸び率を記録している。

 JALの植木義晴社長は

  「今までに色々なデカール機(シールのようなものを貼り付けた特別仕様機)を作ってきていますが、その中でも一番の出来ではないか。やっぱり中国の中で、もう1歩、日本航空というものを認知してもらいたい。そのきっかけとしてドラえもんジェットでPRしたい」

と話していた。

 「ドラえもんJET」は成田-上海(浦東)路線を中心に、9月22日から17年3月末まで就航予定。「ドラえもんJET」以外でも、中国路線の機内ではドラえもん仕様の紙コップでドリンクサービスが行われ、ポストカードも配られる。上海や北京でドラえもんにちなんだイベントやキャンペーンも行う。

最終更新:9月22日(木)17時47分

J-CASTニュース