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【DeNA】中畑前監督と対照的だった「現実主義」ラミレス監督

東スポWeb 9月21日(水)6時0分配信

 DeNAが球団史上初のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。昨年最下位から一気の躍進。その原動力は何だったのか。ラミレス監督が率いた今年のDeNAを、連載「赤ペン!!」で赤坂英一氏が振り返った。

【赤坂英一「赤ペン!!」】ラミレス監督はリアリストだ。19日の広島戦に勝ち、11年ぶりのAクラスとDeNA球団初のCS進出が決定。にもかかわらず、「開幕した直後にはウチがここまで来るとは誰も思ってなかっただろう。ぼくも予想してなかったよ」と本音を吐露。「だからいまは本当にものすごくホッとしている」と言うのだ。

 そんな徹底した“現実主義”こそ、チームを3位に引き上げる原動力となったのではないだろうか。18、19日と2連勝した広島は、DeNAがCSファイナルステージまで進めば日本シリーズ進出をかけて戦うことになる。が、ラミレス監督は「そこまでの一戦一戦をしっかりとやっていくことが大事だよ」とキッパリ。「仮にウチがファイナルへ勝ち進んでも、この2連戦で投げた広島の投手(九里、塹江)はそこで登板しないだろうから」。うむ、確かに。

 振り返れば、夏の勝負どころでもラミレス監督はこの調子だった。8月上旬、巨人、広島との6連戦を前にして星勘定を聞かれても、中畑前監督のように「6連勝だ!」とぶち上げたりはしなかった。「3勝3敗で乗り切れればと考えている。4勝2敗にできれば言うことはないけどね」

 周りを囲んだマスコミにいくらあおられても、「まずは1勝、1つ勝ったら次の1勝だ」とラミレス監督は言い続けた。相手投手の具体的な攻略法もあまり明かしたことがない。「どんな投手でも追い込まれる前に打つこと。いい投手ほどファーストストライクを打つことだ」と言われれば、まことにご説ごもっともとうなずくしかない。

 選手として巨人からDeNAに移籍した2012年、ラミレスは守備で凡ミスを連発。「守備の練習が必要ではないか」と記者に聞かれ、「ビー・リアリスティック(現実的になれよ)」と答えている。「ぼくがいまから守備の練習をしてもどれだけうまくなるか、誰にでもわかるだろう」と。

 無理に背伸びをせず、等身大の野球でチームを3位まで引き上げたラミレス監督。監督になって何か変わったことはないかと聞かれると、「最初は十分な準備をして監督に就任したつもりだったが、いざやってみたら、まだまだ用意が足りなかったことに気がついたんだ。もっと頑張らないといけませんね」と回答。最後まで謙虚、かつどこまでも現実的だった。

最終更新:9月21日(水)7時16分

東スポWeb

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